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東京五輪チケット当選詐欺にご用心…20日抽選結果発表で大会組織委が注意呼びかけ

6/20(木) 6:04配信

スポーツ報知

 2020年東京五輪チケット申し込みの抽選結果が20日に発表される。大会組織委員会が神経をとがらせているのは、当落通知をめぐる詐欺対策。手紙や電話による振り込め詐欺のほか、当選のお知らせを装う偽メールが送られてくる危険性があるという。チケット申し込みに必要だったIDの登録数は約750万件と「過去五輪ではおそらく最多の申し込み数」(組織委幹部)で、詐欺の格好の標的ともなりかねないため、組織委は注意を呼び掛けている。

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 きょう20日に発表されるチケット申し込み抽選結果。大会組織委は、開幕まで400日となる同日未明から公式販売サイト内の専用ページ「マイチケット」で結果を確認できる状態にすることを明らかにした。昼過ぎにはメールでも送られる。組織委が頭を悩ませているのが各種詐欺対策だ。今月初旬まで、実際の通知方法や当日の通知時間などについて詳細が決まらなかったほど。当選通知をめぐり議論を重ねてきた。

 振り込め詐欺 組織委が心配するのは電話や手紙による手口。関係者は「想定しているのはいわゆる“オレオレ詐欺”のようなもの。例えば息子さんを名乗り、お年寄りらに『当選したから、自分の代わりに何万円を振り込んで』と電話がかかってくる」と説明する。こうした手口が一番多いと予想されている。

 フィッシング詐欺 次に挙げられるのは、偽メールを使った事例。「当選通知メールを装い、代金の支払いを求める」「偽メールから偽のサイトに誘導させ、クレジットカード情報を盗み出す」「外れる人も多いことを想定し、架空のチケット販売方法を教えるという名目で偽サイトへ誘導する」などの方法が考えられるという。同関係者は「組織委からの通知メールには、クリックすればサイトにつながるURL(アドレス)は一切記載しません。リンク先などが貼り付けてあれば、ほぼ詐欺だと思ってください」と注意を促した。

 組織委が電話や手紙で抽選結果を通知することは一切ないため、たとえば「当たりました」という電話が入ったら、申し込んだ心当たりがあっても、それは偽ものということになる。さらに「購入手続きができるのは公式サイトを通じてのみ。メールからは絶対にできないので、注意してください」と同関係者は強調する。組織委は過去の詐欺類型を分析し、あらゆるケースを想定して動いている。すでに特別チームが、ネット上で100件以上の怪しげなサイトを発見。海外でも公式サイトそっくりの偽物が作られていた例もあり、警察など関係各所と相談したうえで対応している。(樋口 智城)

最終更新:6/20(木) 7:06
スポーツ報知

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