ここから本文です

ランボルギーニの絶滅危惧種?完璧にレストアされたV12エンジンのオフローダー

6/19(水) 19:10配信

octane.jp

ランボルギーニLM002は、V12を搭載するモンスター・オフローダーだ。フルレストアが完了した1台を試乗した。

ランボルギーニの絶滅危惧種?完璧にレストアされたV12エンジンのオフローダー(写真10点)

1987年に『Car&Driver』誌はLM002のロードテストを行った。題して「ランボー・ランボ(Rambo Lambo)」。LM002を完璧に表したタイトルだ。ランボーを演じたシルベスター・スタローンが所有していたと聞いても意外ではないだろう。LM002は、1977年に米軍向けに造られたチーターという名のプロトタイプに端を発する。1981年にはチーター同様リアエンジンのプロトタイプ、LM001が発表された。さらに重量配分を改善するため、V12エンジンをフロントに配置して誕生したのがLM002だ。1986年から5年間に301台が製造された。

LMはランボルギーニ・ミリタリーの頭文字である。しかし、LM002が軍用車ではなく高級オフローダーであることは、インテリアを見れば一目瞭然だ。写真は後期の1台で、ブラックメタリックのボディにクリームのインテリアと、まさにスーパーカーの配色である。世界トップクラスのスペシャリスト、イギリスのモデナ・グループを経営するグレアム・シュルツに話を聞いた。

「オーナーはこの車を20年所有しており、ぞっこんに惚れ込んでいます。私たちはこの車の面倒をずっと見てきましたが、1年ほど前に、新車以上の状態にレストアしてほしいという依頼を受けました。LM002にこれほど徹底的に手を入れた例は、私たちの知る限りありません。ランボルギーニのファクトリーもずいぶん支援してくれました。世界最高の1台に仕上がったと自負しています」

ハマーに乗ったことのある人は分かると思うが、外から想像するほど車内は広くはない。巨大なトランスミッショントンネルが大きなスペースを占めているからだ。通常は後部の車外にもベンチを備えるが、このLM002の場合は着脱可能なロッカーになっている。これほど巨大な車でガソリンスタンドに行くのは勇気がいるだろう。ハイオクではなくレギュラーが使えるのは朗報だが、グレアムに燃費を尋ねると、「リッターあたり2~3km」という答えが返ってきた。

1/2ページ

最終更新:6/19(水) 19:10
octane.jp

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事