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ダイハツDNGA第1弾の新型タントをテスト。新発想CVTや軽量ボディが好印象だがタイヤに課題

6/19(水) 8:01配信

carview!

ダイハツ版「DNGA」の第1号は新型タント

「プリウス」「カローラ」「カムリ」「RAV4」「クラウン」など、トヨタの現行モデルと先代モデルを乗り比べて、大幅に乗り味が進化していることを感じ取っている人もいると思う。その原動力がTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)だ。

>>新型タント フォト集<<

プラットフォームやパワートレーン(エンジンやトランスミッション)や電装系は開発時間もコストも異なるから、大手自動車メーカーではバラバラのスケジュールで更新されていくのが普通だ。こうした開発体制では、せっかく根幹のプラットフォームを刷新しても、エンジンなどほかの基幹部品は古いまま継続使用しなければならず、それが足かせになって大胆な進化が果たせないという弊害がある。

これを打開するべく、全ての基幹部品の設計を同時にリセットして、新たな価値観や技術によるクルマの進化を狙ったのがTNGAだ。そのダイハツ版が、ダイハツの頭文字の「D」を付けたDNGAというわけだ。

第1号車に選ばれたのは新型「タント」だが、DNGAは軽自動車のみならず、スモールカー(A&Bセグメント)と呼ばれる登録車までカバーする。言うなれば、次期タントは登録車の基準で仕上げられた軽自動車だ。また、DNGAは新興国のBセグメントなど、90カ国で販売する21車種のモデルをカバーする計画というから、量産によってコスト効率を大幅に高められるというわけだ。

ACCや駐車サポート機能も第二世代に進化

以下、プロトタイプのインプレッションをお伝えしていこう。

まずは装備や新機能に驚かされる。ACCは全車速追従になり、高速道路で車線中央付近を維持する機能も追加、ステアリング操作を含む駐車サポート機能、道路標識の読み取り、誤発進抑制制御にはブレーキ制御も加わった。駐車サポートは電動パワステの容量が小さいことからハンドル切れ角が大きくとれず切り替えし回数は多めだが、設定は簡単で、駐車が苦手な人には便利だろう。運転支援システムの直接比較はできていないが、「ホンダ N-BOX」、「日産 デイズ」&「三菱 eK」、新型タントは横一線と見ていい。

凝ったデザインの液晶メーターやLEDヘッドライトも採用。特にカスタムは片側7個のLEDを組み合わせて対向車や前走車を眩惑しないように照らせるマトリクス方式のアダプティプヘッドライトになっている。

内装では乗り降りが楽な助手席の回転式シートや、運転席を超ロングスライドさせて前席後席の垣根をなくすように立体的に使えるシートアレンジが魅力的だ。

もちろんデザインも今風。リア周りのワイド感を出すのに「N-BOX」のような横一線のクロームエッジ加工などを取り入れても良かったように思うが、街中でもそれなりの存在感を発揮するはずだ。

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最終更新:6/19(水) 8:01
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