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コーヒーはいつから飲ませてもいい?飲ませるときに注意したいこと

6/19(水) 12:20配信

ベネッセ 教育情報サイト

 コーヒーは、眠気覚ましや仕事中のリラックスタイムのお供に欠かせないというかたも多いのでは。しかし、それは大人の話。子どもにはコーヒーは飲ませないという保護者も多いかと思いますが、実際にコーヒーは子どもにとってなにがよくないと言われているのでしょうか?

飲ませるときには時間を考えよう

 「子どもにいつからコーヒーを飲ませてもいいのか」、と悩む保護者のかたは少なくないようです。全日本コーヒー協会「珈琲と健康」*1によれば、子どもにコーヒーを飲ませる場合の基準として、個人差、状況によって違いますが、12~15歳以上で体重が大人並みの50kgを超えていれば1日1杯のコーヒーを飲んでも問題ないとのこと。また、6歳以上の子どもであれば大人の1/4程度の量にして、ミルクを多めにすれば大丈夫だそうです。

コーヒーが子どもの成長を直接妨げるということはないようです。しかし、カフェインの作用が子どもの眠りを妨げる可能性はあります。カフェインが交感神経を刺激し、眠れない、心拍数がはやくなる、テンションが高くなるなどの興奮状態になります。これは子どもに限らず、大人も同様ですが、とくに子どもの場合、カフェインの効果があらわれやすいと言われています。個人差がありますが、大人の場合、通常カフェインを摂取すると15分~2時間程度で効果があらわれ、最大2時間半~4時間半くらい効果が持続すると言われています。子どもの場合は大人の2~3倍の持続時間であり、6~8時間くらいと考えられています。そのため、夕方に摂取してしまうと夜眠れなくなるということも。

子どもの成長ホルモンは深い眠りにつくことにより分泌されます。眠りが浅いと成長に影響するので、この辺りを懸念して子どものコーヒー摂取を控える風潮が強まったのかもしれません。飲ませるときには時間を気にしてあげると安心ですね。

カフェインの摂りすぎに注意

 最近、カフェインの摂りすぎにより死亡した成人男性のニュースがありました。カフェインの摂りすぎで起こる症状は、軽度の場合は不眠やめまい、吐き気、頻尿など、また重度の場合は、頭痛、胃や胸の痛み、動悸、痙攣、嘔吐などが現れることも。

カフェインはコーヒーだけに含まれているものではありません。コーラや栄養ドリンク、エナジードリンクなどにも含まれています。また緑茶や紅茶にも含まれていますが、成分に含まれているタンニンがカフェインの吸収を妨げるので、普通に飲む分には問題はないとか。いずれにしても、小さい子どもの場合は、カフェインが含まれている飲料はなるべく避ける、または量を考えて飲ませすぎないように注意したいものですね。

*1 全日本コーヒー協会
https://www.ucc.co.jp/customer/faq/knowledge.html#faq05

監修:岡本夏子
管理栄養士。なごやかこどもクリニック、非常勤。月1回の糖尿病・肥満外来で、栄養食事相談を担当。総合病院で学んだ栄養ケア・マネジメント力を活かして、より良い栄養相談が出来るように努めています。

なごやかこどもクリニック
http://www.nagoyaka-child.net/

※この記事は「ベネッセ教育情報サイト」で過去に公開されたものです。

最終更新:6/19(水) 12:20
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