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「彼はもっともタイガーっぽい選手だ」同僚選手やコーチが語る“超人”ケプカの強さ

6/19(水) 18:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

全米オープンでは勝利こそ逃したものの、強さを示したブルックス・ケプカ。今世界のゴルフ界で最もホットな男の横顔を、海外ツアー取材歴20年のゴルフエディター・大泉栄子が記す。

飛んで曲がらない! ブルックス・ケプカのドライバー連続写真

リーダーボードから消えないケプカは「ゴキブリみたい」!?

開場100周年を迎えたペブルビーチでの全米オープンでは、ゲーリー・ウッドランドがメジャー初優勝を果たしたが、2位には最近メジャーで最もホットな男、ブルックス・ケプカがきっちりランクイン。先月の全米プロに続き、今季メジャー2連勝とはならなかったが、今年のメジャー3試合で、マスターズ2位、全米プロ優勝、全米オープン2位とこの上ない成績を残している。もし今回優勝すれば、2017年にエリンヒルズで初優勝して以来の全米オープン3連覇となり、1905年にウィリー・アンダーソンが記録した3連覇に並ぶところだった。だが、惜しくも3打差でその夢は潰えた。

「このこと(3連覇)は1年前から考えていた。毎日そのことを考えているという記事か何かを読んだが、実際はあまり考えないようにしていたんだ。ウィリー・アンダーソンについては、面白い話がある。去年、僕たちがスコットランドにいたときに、彼が昔住んでいた家か何かの建物に彼の名前が書かれているのを見たんだよ。最高だったね。でも実際は彼のことはよく知らないんだ」

もし3連覇を達成すれば114年ぶりの快挙。ケプカは連日60台をマークし、「これ以上ないくらい、全力を尽くした。いいプレーをしていたんだけど、ただ今週はそういう(優勝する)運命じゃなかったんだ。自分の思い通りにプレーもしていたけど、時々どんなにいいプレーをしていても、優勝できない時もあるよね」と語っていたが、たしかにウッドランドを除いては、連日60台の好スコアをマークしていたのはケプカだけ。

69、69、68、68と60台のスコアを4日間出しながらも全米オープンで優勝できなかった初のプレーヤーとなり、昨年のシネコックヒルズ最終日に記録した68というスコアを入れると、5ラウンド連続で60台を記録している全米オープン史上初のプレーヤーにもなった。優勝できなかったにも関わらずなお、このような前人未到の記録を樹立しているところが、メジャー男にふさわしいエピソードである。

そんなケプカに対して、他のライバルたちはどのように思っているのか。フロリダの近隣住人であるリッキー・ファウラーは「彼は大きな試合で、ここぞという時にやり遂げる方法を知っている」といい、最終日、3つスコアを伸ばして7位タイでホールアウトしたアダム・スコットは「大きな大会でパフォーマンスを発揮する“レシピ”を絶対にわかっていると思う」という。

そして最終日に同組でプレーしたチェズ・リービーは「彼と月曜日に一緒に練習ラウンドをしたが、今日のプレーは先週の月曜日のプレーとまったく同じ。どんなステージだろうとどんな状況だろうと、違いはゼロなんだ」と語っている。そしてもっとも滑稽だったのはザンダー・シャウフェレのこの一言。「彼はゴキブリみたいだよ。消えない(リーダーボードの上位からいなくならない)んだから」

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最終更新:6/19(水) 18:30
みんなのゴルフダイジェスト

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