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まさに空飛ぶイタリア人!? “モリナリなり”の反力打法のコツを聞いてみた

6/19(水) 20:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

昨年全英オープンを制し、今年のマスターズでもタイガー・ウッズと最後まで優勝を争ったイタリアの実力者フランチェスコ・モリナリ。月刊ゴルフダイジェストのツアー担当・ケンジロウが、ここ数年急激に強さを増したモリナリの秘密に迫るべく、本人に直撃取材!

スウィング改造で飛距離アップ! フランチェスコ・モリナリのドライバー連続写真

こんにちは、ケンジロウです。ただいまコネチカット州への移動の飛行機の中で原稿を書いています。と昨日も書きましたが……そうなんです。全米オープンの会場から、トラベラーズ選手権の会場のコネチカット州TPCリバーラインズに向かっているのですが、まだその途上なんです。なかなか目的地にたどりつかない……。

雷雨のせいで飛行機の乗り継ぎが間に合わず、デンバーで足止めを食らい、やむを得ず一泊しました。再度デンバーからボストン空港に向かっているところです。まるまる一日ロスしてしまいました。

さて、今週のトラベラーズ選手権は毎年フィールドが厚いことが有名で、全米オープンとセットで出場する選手が多いんです。

出場選手は、ブルックス・ケプカ、フィル・ミケルソン、ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ、ジャスティン・トーマス、フランチェスコ・モリナリ、トミー・フリートウッド、バッバ・ワトソンなどなど、どうです? 顔ぶれ豪華でしょ?

そして先週の全米オープンでローアマをとったビクトル・ホブラン君がなんと今週からプロデビューします。プロ転向前にUSオープンのローアマをとるなんてストーリーができすぎていますよね。

今回出場する選手の中で僕が注目しているのが、モリナリ選手です。元々は兄のエドワルド・モリナリのほうが強くて有名だったのですが、ここ数年は立場は逆転、そして昨年のメジャー優勝で一気に実力者として名を上げました。先週の全米オープンでも優勝争いに絡むなど常に安定して成績を収めています。

なぜここ数年で急速に実力を上げたのか? その理由を練習場で垣間見ました。実は彼、練習中に素振りで“飛んでいる”んです。

飛ぶといっても高くジャンプするわけではありません。切り返しで極端にしゃがみこんで、そこから下半身のバネでジャンプするようにして地面の力を使う練習をしているんです。

その素振りを見ると、バックスウィングでヒールアップして体をねじりあげると、切り返しで一旦しゃがみこんで間を作り、そこから一気に足を伸ばしながら振り切っています。球を打つときは、切り返し以降に右足を前に出すような練習もしていました。

日本のツアーで活躍するチェ・ホソンのスウィングを想像してもらえるとわかるかもしれません。ねじり上げて、しゃがんで、そしてピョン! と飛ぶ。その動きを繰り返しています。まさに「フライングイタリアン」。

その素振りを見る限り、地面からの反力と体の回転の力(回転力)をフルに使いたいのがわかります。実際に試合で打っているときは、ヒールアップこそしていますが、そこまで飛んだり、右足が前に出たりということはありません。素振りでジャンプを意識づけることで本番で体がその動きに近づくんでしょう。

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最終更新:6/19(水) 20:30
みんなのゴルフダイジェスト

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