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米FRB、トランプ政権の圧力下で利下げ示唆するか

6/19(水) 11:45配信

ロイター

米連邦準備理事会(FRB)には、今週18─19日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、利下げか、少なくとも利下げの示唆をするよう圧力がかかる。
市場もトランプ政権の容赦ない利下げ要求に加勢する。
先週、トランプ大統領はこうツイートした。「FRBの金利は高すぎる、ばかげた量的引き締めを加速させ、全く分かっていない!」
市場が年内に少なくとも2回の利下げを織り込む中、株価はここ2週間で急伸した。

だが、ロイターのH・シュナイダーFRB担当記者は、今回のFOMCで利下げが決まる確率についてこう語る。
「可能性は極めて低い。まだ利下げの地ならしができていないからだ。たとえFRBの金利政策が市場の期待と一致していなくても、急いでそれに合わせる必要はない」

5月の雇用統計で雇用の急減速が示されて以来、利下げ圧力は着実に高まっている。一方、ここ数カ月の製造業生産は振るわず、インフレ率はFRBの2%目標を下回って推移する。
市場は7月の利下げをほぼ確実視しておりFRBが同様の示唆を与えることを望んでいる

ロイターのシュナイダー記者は「19日のFOMC終了後の声明から、『忍耐強い』という文言がおそらく消える。それは、FRBがいつでも行動できる可能性を意味する。
利下げは7月、8月、それとも秋か? ─答えは状況次第、だ」と語る。

だが、来週の米中首脳会談で、貿易戦争に関して動きがあり、FRBの政策方針が変わる可能性がある中、パウエルFRB議長が19日に政策変更の合図を出すことが適切か問う声もある。
一方、利下げは近くないと考える向きもある。ゴールドマン・サックスなどだ。
同社は、顕著な景気減速を示す確かな証拠が集まるまでFRBは利下げしないと予想する。

最終更新:6/19(水) 11:45
ロイター

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