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なぜ結婚したいのにできない?白書で浮き彫りになった“理想と現実のギャップ”

6/19(水) 17:30配信

FNN.jpプライムオンライン

政府は6月18日の閣議で、16回目となる「少子化社会対策白書」を決定した。
現在の日本は、65歳以上人口が増える一方で、合計特殊出生率が減って少子化が進展している。2053年には日本の総人口が1億人を割る見込みだ。
少子化の大きな要因の一つが「結婚の希望がかなえられないこと」であるため、今回は初めて、白書に付随する形で「結婚に対する意識調査」も行われた。“今どきの結婚観”が浮き彫りになった調査結果を紹介する。

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理想の出会いは“職場や仕事で”?!理想の年収は?!今どきの結婚観

(1)理想の出会いの場は?!
未婚で結婚を希望する20~40代男女に結婚相手との「理想の出会いの場」を複数回答で尋ねたところ、「幼なじみ」「インターネットサービス」など多数の選択肢が提示された中で、「出会い方には特にこだわらない」(37.8%)と「職場や仕事で」(37.6%)が多くなっており、「友人・兄弟姉妹を通して」(23.7%)、「サークル・クラブ・習い事」(18.4%)、「合コンなどの飲み会・イベント」(14.4%)が続く。意外と、「学校」はさらに割合が低く出ている(13.2%)。

一方で、20代女性に限定すると、「職場や仕事で」(46.1%)が、「出会い方には特にこだわらない」(30.4%)よりも多くなっていることが注目に値する。

ただ、「出生動向基本調査」によると、実際に「職場や仕事で」出会った夫婦の割合は、1992年の35.0%をピークに減少傾向にあり、最新の2015年調査では28.2%となっている。このことは、“理想と現実のギャップ”と形容できるだろう。

(2)相手に求める理想の年収は?!
単一回答で結婚相手に求める理想の年収を調査したところ、男性は「収入は関係ない」(24.9%)、「300万円未満」(17.9%)の順に多い。一方、女性は「400万円以上」(19.5%)の割合が大きく、「収入は関係ない」はわずか4.6%だった。

こうした結果を、実際の男女の年収分布と比較すると、特に「女性が結婚相手に求める年収」と「男性の実際の年収」に開きがあることがわかり、そのうえで女性は、自分と同等以上の年収を相手に求める割合が高い。これもまた、“理想と現実のギャップ”だ。

このように結婚相手に求める“理想と現実のギャップ”が顕在化している中において、結婚にあたってのパートナーとのマッチングが難しい状況がうかがえる。

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最終更新:6/19(水) 17:30
FNN.jpプライムオンライン

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