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米中首脳、貿易協議の再開目指し大阪G20で会談へー株価上昇

6/19(水) 0:23配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米中両国は、来週大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で両国首脳が貿易協議の再開を目指し会談することを明らかにした。これを受けて米国株は上昇した。

トランプ米大統領は18日のツイッター投稿で、中国の習近平国家主席と「とても良い」電話会談ができたとし、28、29両日のG20で「時間をかけて会談」するだろうと述べた。また、「会談に先立ち、それぞれのチームが協議を開始する」と説明した。トランプ大統領は習主席が会談の申し出を断れば追加関税を発動すると繰り返し警告していた。

トランプ大統領は再選出馬の正式表明を行うフロリダ州オーランドに向けホワイトハウスを出発する際、記者団に習主席との「会談はうまくいくだろう」と発言。中国は合意を望んでいるとし、「ほぼ私の予想通りに進んでいる」と語った。

一方、習主席はトランプ大統領と会って意見交換する用意があると声明で表明した。中国中央テレビ局(CCTV)が報じた。同声明は、両国の経済・貿易チームは立場の相違を克服するため連絡を密にすべきだとした。

これを受け、米株は上げ幅を拡大、米国債は下落した。

米中の貿易協議は先月、中国が暫定合意した条項について翻意したと米国が非難したことから暗礁に乗り上げた。トランプ大統領は中国からの輸入品約2000億ドル(約21兆7000億円)相当への関税率を25%に引き上げた上で、中国指導部が方針を変えない限り、さらに3250億ドル相当の中国からの輸入品に関税を賦課し、実質的に中国からの全輸入品を対象にする方針を示した。

トランプ氏と習氏の会談で合意が成立するとの期待は高いものの、ロス米商務長官は16日、両首脳の会談が実現した場合でも重要な通商合意がまとまる可能性は低いと述べた。

ロス長官はパリ航空ショー出席のため訪問中のパリで米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューに応じ、「G20では、よくても前向きに協議を再開するという合意にとどまりそうだ」と発言。米中首脳会談が行われれば「議論の新たな基本原則と、詳細な実務議論を再開するスケジュールのようなもの」が示される可能性があると語っていた。

原題:Trump Says He’ll Have ‘Extended’ Meeting With Xi; Stocks Rally(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Justin Sink

最終更新:6/19(水) 6:54
Bloomberg

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