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AWSやGoogleとは違う、MicrosoftのAIプラットフォーム戦略

6/20(木) 9:00配信

TechTargetジャパン

 Microsoftは人工知能(AI)プラットフォームを強化している。このプラットフォームには「TensorFlow」や「PyTorch」などのオープンソースの機械学習フレームワークが含まれ、「Apache Spark」ベースのサービスである「Azure Databricks」と統合されている。AIモデルの相互運用性を実現する「ONNX」(訳注)のサポートも含まれている。

訳注:ONNX(Open Neural Network Exchange)は学習モデルのフォーマット。ONNXをサポートするディープラーニングフレームワーク間で学習モデルを共有することができる。

 開発者は、「Microsoft Azure」の組み込みのサービスを使用して音声や画像を認識するアプリケーションを開発できる。また、デジタルアシスタントを作成するためのbotサービスもある。

 アナリスト企業IDCの「Worldwide Semiannual Artificial Intelligence Systems Spending Guide」(全世界におけるAIシステムの半期支出ガイド)によると、欧州におけるAIシステムへの2019年度の投資額は52億ドル(約5700億円)に達すると予想され、これは2018年度比49%増となる。

 AIプラットフォーム市場の競争は激化するだろう。「Amazon Web Services」「Google Cloud Platform」「IBM Cloud」もAI対応クラウドサービスを売り込むことに熱心だ。

 AIに関して、Microsoftは開発者コミュニティーの比重を高めているように見える。同社でクラウド+AIグループのバイスプレジデントを務めるスコット・ガスリー氏は開発者としての背景を持ち、Microsoft独自のWebアプリケーション技術「ASP.NET」を共同開発した経験がある。同氏はエグゼクティブバイスプレジデントとしてクラウド、Windows Server、データベース、CRM、ERP、AIプラットフォームなど、多岐にわたる事業に責任を持つ。

 ガスリー氏は、MicrosoftのAIプラットフォーム戦略はAI対応ソフトウェアの開発者をサポートするものであると考えている。そのため、他の大手技術企業が彼らの顧客と競合する事態に陥るという懸念は同氏にとって痛くもかゆくもない。

 「当社のビジネスモデルは、B2B(企業間取引)エクスペリエンスの提供と、パートナー企業やクライアント企業がその顧客にサービスを提供する際のサポートに特化している。AWSやGoogleのビジネスモデルが最終的にはエンドユーザーを対象としていることを考えれば、これは当社の差別化要因であり、その差は日に日に増している」(ガスリー氏)

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最終更新:6/20(木) 9:00
TechTargetジャパン

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