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ボーイング、パリ航空ショー受注はエアバス下回る 確定発注は737貨物機のみ

6/20(木) 21:01配信

Aviation Wire

 ボーイングのパリ航空ショーでの総受注は、発注コミットメントや購入権の行使を含めて282機になった。エアバスの総受注363機を下回った。昨年7月に開かれたファンボロー航空ショーの673機と比べ、低調だった。

 このうち確定発注は20機。すべて737-800を貨物機に改修する「737-800BCF(ボーイング・コンバーテッド・フレーター)」で、ASLホールディングスが10機、ゼネラル・エレクトリック(GE)のグループ会社GECAS(GEキャピタル・アビエーション)が10機分の購入権を行使して発注した。同時に、ASLは10機分の737-800BCFの購入権を獲得し、GECASは15機分の同機の購入権を追加した。

 発注コミットメントは最大237機。ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)などを傘下に持つ英IAG(インターナショナル・エアラインズ・グループ)から、737 MAXを200機発注するコミットメントを獲得。発注が確定すると、価格表ベースで総額240億ドル(約2兆6000億円)を上回る規模の契約になり、737 MAX 8と737 MAX 10を組み合わせて導入する。

 大韓航空(KAL/KE)は787-10を10機、追加導入となる787-9を10機の計20機の発注意向を示した。これらとともに、ALC(エアリース・コーポレーション)から787-10を10機リース導入する。

 また、ALCが787-9を5機、カタール航空(QTR/QR)が777F貨物機を5機、チャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が777Fを最大6機、トルクメニスタン航空(TUA/T5)が777-200LRを1機を、それぞれ発注する意向を示した。

 パリ航空ショーは奇数年開催で、航空ショーでは世界最大の規模。偶数年はロンドン近郊でファンボロー航空ショーが開かれている。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:6/20(木) 21:01
Aviation Wire

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