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看護職、夢へ思い新た 鉾田二高、現役2人が出前授業

6/20(木) 8:00配信

茨城新聞クロスアイ

看護職の業務や魅力を知ってもらおうと「みんなで話そう-看護の出前授業」が17日、鉾田市鉾田の県立鉾田二高(井坂孝校長)で開かれた。看護職を志望する生徒が、1日の仕事内容や資格取得までの道のり、仕事のやりがいなどについて現役看護師から説明を受け、将来の夢に対する思いを新たにした。

同校を訪問したのは鉾田病院(同市安房)に勤務する看護師の後藤美和さん(40)と平沼和恵さん(41)の2人。看護職を目指す2、3年生計21人が参加した。

後藤さんは、看護師、保健師、助産師など看護職の業務内容をはじめ、検温や診療補助など1日の業務の流れを説明。勤務時間内は「本当に忙しい。記録の時しか椅子に座れないこともある」など、日々の激務ぶりについても言及した。

生徒たちは今後、大学や専門学校などを経て資格取得を目指すことから「国家試験の勉強は毎日の積み重ねが大事で、精いっぱいの努力が必要」と強調。一方、全国ワースト3位となっている県内看護職の離職率の高さを挙げ、「医師だけでなく看護職も不足している状態」と指摘し、生徒に「給料は都会の方が高いかもしれないが、(地域医療を)支えることも選択肢に入れてほしい」と呼び掛けた。

看護職の魅力について、後藤さんと平沼さんは「人の生命に関わる仕事で責任は重いが、人の役に立てる喜びがある。退院した患者さんが元気で会いに来てくれるとうれしい」と話した。

進学に向け、入試問題の傾向把握や時事問題に対する理解深化、オープンキャンパスへの参加なども勧めた。講義後は、重りやゴーグルを体に着けるインスタントシニア、妊婦体験も行われた。

出席した3年、六笠葵音さん(17)は「資格が取れて、人と関われる仕事がしたいので看護職を希望している。(講義で)具体的な業務が分かり、ためになった」と話した。

出前授業は、全国各地の看護協会が取り組む「看護の日・看護週間」事業の一環で実施。現役の看護師や保健師、助産師などが学校を訪問し、医療現場での体験談や看護職の魅力などを児童生徒に伝えている。(大平賢二)

茨城新聞社

最終更新:6/20(木) 10:10
茨城新聞クロスアイ

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