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傷心帰国で再会した2番アイアン 川村昌弘が得た覚醒と副産物

6/20(木) 12:41配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇欧州男子◇BMWインターナショナルオープン 事前情報(19日)◇ゴルフクラブ・ミュンヘン・アイヒリード(ドイツ)◇7235yd(パー72)

旅人ゴルファー ドイツと言えばシュニッツェル

すでに今季3度のトップ10入りを果たし、レース・トゥ・ドバイランキングは35位。来季のシード権もほぼ確実にしている川村昌弘が目指すのは、次なるステップだ。

1打に泣いた「全米オープン」予選会後に“傷心”帰国したという川村にとって、3週間ぶりの欧州ツアー。ドイツには、練習用にかつて愛用していたマッスルバックの2Iを持ち込んだ。

中学時代に3年間使っていたというミズノのMP-33。「昔は(薄い)ペラペラの2Iをパシって打っていたのに、最近は5Iも打てなくなってきた。はたしていまの自分はどれくらい打てるんだろう?」と、帰国時に打ってみたのがきっかけだった。シャフトはいまも当時と同じダイナミックゴールドのX100。「意外に打てた」というのが感想。「『原点に戻る』じゃないけど、もう一回アイアンがうまくなりたいと思った」と、モチベーションという副産物も手に入れた。

アイアンは上から打ち込むのが川村のスタイルだが、ときにそれが行き過ぎてしまうことが課題だった。2Iを打ちこなすには、より緩やか(シャロー)なスイング軌道が必要になる。「自分の中で期待しているのは100yd以内の距離感ですね。(球を)つぶしてピシャじゃなく、ポーンって運べる感じ。練習ラウンドした感じでは、出球が安定しそうだった」と、ショートアイアンへの相乗効果も望めそうだ。

同時に1Wも今週からタイトリストのTS4という新モデルを投入予定。ヘッド体積は430ccとやや小型で、ロースピンが特徴だ。「最近はずっとキャリーで飛ばすということをやってきて、いまの打ち出し角に合っていて、前に行く感じがある」と期待している。

次週以降もスペイン、アイルランド、スコットランドと旅は続き、まず4連戦。後半2週は高額賞金が懸かるロレックスシリーズで、その翌週の「全英オープン」出場の可能性も十分に残されている。

「やっぱり出るからには勝ちたいです。予選落ちが少なく安定してっていうよりは、自分の身体のサイズとポテンシャルだと、ぎりぎり狙って常に勝負していかないと上には行けない。毎日、毎ショットが勝負ですね」と攻める覚悟はできている。欧州ツアー初参戦から7年目。そろそろ機は熟してきた。(ドイツ・ミュンヘン/今岡涼太)

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