ここから本文です

台湾中銀、政策金利を据え置き 成長率予想再び引き下げ

6/20(木) 20:01配信

ロイター

[台北 20日 ロイター] - 台湾中央銀行は20日、政策金利を予想通り1.375%に据え置いた。輸出受注の減少傾向を受け、2019年の成長率見通しを再び引き下げた。

中銀は2016年6月から政策金利を据え置いている。

ロイター調査では、エコノミスト15人全員が据え置きを予想していた。

楊金龍総裁は「世界経済成長と貿易は鈍化し続けている」と述べたが、台湾の経済成長は第3、第4・四半期に上向くとの見方を示した。

アナリストは、政策金利がすでに低いため、台湾中銀は緩和を急いでいないとみている。

キャピタル・エコノミクスのガレス・リーザー氏は「台湾当局が景気支援を強化しているため、中銀は追加的な金融刺激の必要性を感じていないだろう」と述べ、少なくとも年内は政策金利は現状維持との見方を示した。

この日発表された5月の輸出受注は7カ月連続の減少。減少幅は前年比で5.8%と4月の3.7%から拡大した。

米中貿易戦争が台湾のハイテクセクターに悪影響を与えることが懸念される中、中銀は2019年の経済成長率見通しを3月時点の2.13%から2.06%に引き下げた。楊総裁は、新たな予想は、直近の米国の対中関税引き上げの影響を考慮していないとしている。

中銀は2019年のコアインフレ率予想も0.78%から0.76%に引き下げた。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

最終更新:6/20(木) 20:49
ロイター

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事