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乃木坂・堀未央奈、初選抜でセンターの経験を初主演映画で生かす

6/22(土) 10:02配信

スポーツ報知

 人気アイドルグループ「乃木坂46」の2期生エース、堀未央奈(22)が、映画初出演で初主演を飾る「ホットギミック ガールミーツボーイ」(山戸結希監督)が28日に公開される。不安も感じたが、アイドル人生で培ったたくましさをもとに、「全力は出し切ってます」。女優としての第一歩に、自信をのぞかせた。

 銀幕デビューにして初主演。恐れを抱きそうな状況でも、堀は動じない。アイドル生活わずか8か月で初選抜、初センターに大抜てきされた経験があるからだ。

 「何も経験がないままセンターになり、私でいいのかなという不安はずっとあった。周りにいた先輩が偉大すぎてついていくのに必死。表現を考える余裕がなかった。今回も同じような条件。悔しい経験を乃木坂でしたので、自分に自信や実力がなくても、とにかくぶつかってみる。過去の経験を生かしました」

 相原実貴氏の同名漫画の実写化で、堀は自分に自信のない17歳の女子高生・初(はつみ)を演じる。清水尋也(ひろや、20)、間宮祥太朗(26)ら業界の第一線で活躍する同世代の役者たちと共演する。

 「(清水たちは)覚えも早くて、声もステキで、落ち着きもある。自分が力で勝つよりかは、感情移入して、毎日感情を爆発させることが大事だと思った。すごく体力のいることだけど、それぐらいしないとスクリーンの初ちゃんが負けてしまう」と、体当たりで挑んだ。

 乃木坂7枚目のシングル「ハルジオンが咲く頃」(16年)のミュージックビデオ(MV)を手掛けた山戸監督から、直々にオファーを受けた。堀自身もMV撮影以降、映画「溺れるナイフ」(16年)など山戸作品を観賞していたが、「まさか自分が映画の主演をやらせていただけるとは思っていなくて、ビックリしました。劇場で『溺れる―』を見て、刺激を受けていたのでうれしい」と声を弾ませた。

 乃木坂に入りたい一心で、16歳で故郷・岐阜から、この世界に飛び込んだ。「何ができて、何が向いているか全然わからない一般の女の子だった。自分の身ひとつで東京に行き、いろんな経験をしたいと思っていた」

 強い覚悟と芯を持っていても、芸能界は甘くなかった。ダンスには苦戦。業界の厳しさや環境にも慣れず、当初は「わりとネガティブになることが多かった」という。「傷つく言葉や態度にも敏感に反応してしまう。アイドルは特に多く、仕方ないことですが、言われてうれしい言葉と嫌な言葉があって。毎日いいこと続きではない」

 それでも、6年間トップシーンを走り続けて来られた理由は、「乃木坂が好き」という思いだ。その思いが、堀のネガティブな思考を前向きに変えていった。

 「ポジティブになって物事を考えて行動的になったり、意見をはっきり言って動くようになった。傷ついても他人には言わずに自分で消化する。お買い物行ったり、食べたり…リフレッシュを心掛けています。乃木坂に入って、この仕事が好きで、この仕事一本でやってこられた。自分が向いてないとか、合ってないと思ったら、ここまで無我夢中にできなかった」

 積極的な姿勢が、新たな夢にもつながった。今作の出演を経て「お芝居をどんどんやっていきたい」と思うようになった。「演技はまだ得意じゃないですが、だからこそ挑戦したい」

 今をときめくアイドルグループの2期生エースは、映画と出会ったことで、また一回り強くなった。

 ◆ホットギミック ガールミーツボーイ 引っ込み思案な女子高生・成田初(堀)。弱みを握られ、“奴隷”扱いしてくる亮輝(清水)、人気モデルで幼なじみの梓(板垣瑞生)、異様なほどの愛情を注いでくる兄・凌(間宮)の3人との恋に揺れ動きながら、自分自身の存在に向き合っていく。119分。

 ◆堀 未央奈(ほり・みおな)1996年10月15日、岐阜県生まれ。22歳。2013年3月、秋元康氏プロデュースの乃木坂46第2期生オーディションに合格。同年11月、「バレッタ」で初めて選抜メンバー入りし、センターに大抜てきされた。17年5月から女性向けファッション誌「ar」のレギュラーモデルを務める。19年1月期の日本テレビ系連続ドラマ「ザンビ」に出演。身長160センチ。血液型O。

最終更新:6/22(土) 10:02
スポーツ報知

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