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神田松之丞『タイタンライブ』で圧巻の講談 40分間の熱演の衝撃

6/20(木) 18:20配信

オリコン

 講談師の神田松之丞が14日、東京・銀座の時事通信ホールで行われたお笑いライブ『タイタンライブ』6月公演に出演。タイタンライブ初登場の今回、同時生中継される全国のTOHOシネマズ系の映画館20館中、関東全館を含む11館ですでに完売という異例の事態となったが、その注目通り、約40分にわたる熱演で会場を講談の世界へと誘った。

【写真】須田亜香里の「神握手」を体験する松之丞

 松之丞が選んだ演目は、江戸時代の歌舞伎役者を題材にした『中村仲蔵』。会場の観客から寄せられる大きな拍手を浴びながら登場した松之丞は、いきなり物語へと入っていき、張り扇と拍子木を使いながら、リズムよく話を進めていく。「息を呑む展開」とはまさにこのことかというくらい、会場の空気がピーンと張りつめたまま、あっという間に40分が経過していた。「(出番の時間は)30分と言われていましたが、もう40分くらい経ってしまいました」と話すと、松之丞のパートで初めて笑いが起こり、そのまま出番を終えた。

 今回のタイタンライブ出演が決まるまで、それぞれTBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜 深1:00)と『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(毎週金曜 後9:30)で「松之丞コノヤロー」「太田さんがさぁー」と言葉の応酬を交わしてきた爆笑問題と松之丞。大トリである爆笑問題の出番が終わり、出演者が一堂に会してのエンディングトークに入ると、太田から呼び込まれた松之丞が「自分のラジオオンタイムやっているから途中まで聞いていたら、呼ばれちゃって」とチクリ。太田も「radikoのタイムフリーで聞け! オレだって、家帰ってピカソ見たいよ」と切り返すなど、ラジオでのやり取りを踏まえたかけあいで会場を沸かせた。

 今回のタイタンライブは、同時生中継される全国のTOHOシネマズ系の映画館20館でも売り切れが続出するなど、まさに松之丞フィーバーに沸いた。時事通信ホールでも、会場に入れなかった関係者向けに、特設でモニターが用意されるなど、異例の対応となったが、映画館の観客も同様だったようだ。18日深夜放送の『カーボーイ』で、太田がこう明かしていた。「講談って初めて触れた人も多いと思うんだよ。『中村仲蔵』って大ネタですよ。ガッと40分。各地方の映画館で終わった瞬間に拍手が起きたって言うんだよ。思わず拍手が出ちゃうくらいの熱演だった」。

 さらに「ただね、まだ芸がちょっと若いんだよ(笑)。講談っていうのは、本来30代がやるような芸じゃないんだよ。本当に良くなるのは60歳くらいの時なんだよ。だから、オレは最初から『いずれ、人間国宝になるよ』って言っていたんだよ。でもね、落語とか歌舞伎にも贔屓(ひいき)ってあるでしょ。オレ、この歳になって思ったのは『あぁーきっと、コイツもっと上手くなるな』って。今でも十分上手いけどね。70歳くらいになると、すごいことなるなと思うわけ。でも、その時オレは死んでるじゃん。でも、そういう贔屓にしている人って、おそらくオレは見られないっていうので、応援するってすごいよね。だから、オレはタイタンライブに来てくれた多くの客は、神田松之丞の二つ目時代を見られたっていうのはいいって思うんだよな」と続けた。

 今月29日には、番組イベントを開催する松之丞だが、ゲストにハローキティを迎え、サンリオピューロランドで二人会を行うという異色のコラボが実現。まだまだ、いろんな顔を見せてくれそうだ。

最終更新:6/23(日) 23:55
オリコン

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