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津 カイコ1600匹飼育展示 JA三重中央郷土資料館で 三重

6/20(木) 11:00配信

伊勢新聞

 【津】三重県津市一志町高野のJA三重中央郷土資料館体験室で、生きたカイコが飼育展示されている。毎日午前9時と午後4時の給餌の時間に見学できる。今月末頃まで。

 同町には明治―昭和60年代まで大規模な製糸工場があり多くの農家が養蚕や製糸に携わった。同館には当時の史料や道具を展示するコーナーがあり、毎年この時期に製糸会社OBら5人で作る「蚕糸研究会」(西田太司会長)が卵から育て公開している。

 同会によると今年は5月下旬に黄白▽小石丸▽黒縞▽ローザの4品種をふ化させ、朝夕会員が新鮮なクワの葉を与えいずれもこれまで4回脱皮した。現在体長4―5センチの計1500―1600匹を見ることができる。一部格子状の「簇(ぞく)」で繭を作り出しており、営繭の様子も見られる。

 西田会長(78)は「毎年展示することで一志町のこの時期の風物詩となってきている。養蚕や蚕糸が盛んな町だったことを若い世代に伝えていきたい」と話していた。

 給餌の時間以外の見学は事前予約が必要。問い合わせはJA三重中央企画課=電話059(293)5000=へ。

伊勢新聞

最終更新:6/20(木) 11:00
伊勢新聞

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