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【コンビニレジ袋有料化】課題と対策 ミニサイズエコバッグ作り方の手順も解説

6/20(木) 8:00配信

マネーの達人

先日、原田義昭環境相が記者会見で表明した「レジ袋削減」に関する発言が、大きな話題となっています。

スーパーなどで商品を持って帰る際に使うプラスチック製の「レジ袋」の無料配布を禁止する法律をつくるというのです。

レジ袋削減の背景とレジ袋にかわるエコバッグについて触れてみましょう。

G20でプラごみへの取り組みをアピールしたい日本

法令制定を急ぐ背景に、「海洋プラスチックごみ」が世界中で問題化していることがあります。

また、欧州や日本などから積極的に廃プラスチックや古紙などの資源ごみを輸入していた中国が近年輸入禁止に踏み切ったこともあり、日本のプラごみは行き場を失っています。

日本は国民1人あたりのプラ容器包装廃棄量がアメリカに次いで世界2位です。

それにもかかわらず、昨年6月に開催されたG7では「海洋プラスチックごみ憲章」にアメリカと日本が署名をせず、国際的に批判を浴びました。

今月末に日本が議長国となって開催するG20で、プラごみ削減の率先した取り組みをアピールして汚名返上したいという狙いも、今回のレジ袋に関する表明から見てとれます。

2020年度中にレジ袋無料配布を禁止に

レジ袋の無料配布を原則禁止にする法律は、2020年度中に整備することが目標とされています。

環境省が実施した調査によると、現在、全国47都道府県のすべてでレジ袋削減に関する何らかの取り組みが行われています。

レジ袋削減に関して先進的に取り組んでいる富山県では、2008年から県内全域のスーパーでレジ袋の無料配布を取りやめています。

スーパーでのレジ袋有料化は10年程前から見られるようになり、今ではかなり浸透してきました。

エコバッグを持参して買い出しに行くのは、多くの人々の間で定着してきたと言えるのではないでしょうか。

コンビニレジ袋有料化に際しての課題

今回の環境相の表明で注目すべき点は、以下です。

「無料配布禁止の対象は、プラ製レジ袋を使う全ての小売り事業者」
この「全て」という範囲にマイバッグの普及が厳しいのではないかと思われる小売店がコンビニです。

レジ袋削減先進県の富山でさえ、無料配布とりやめの範囲はスーパーにとどまっており、コンビニではレジ袋の無料配布が他県同様なされています。

計画的に数日分の食料を買い出しに行くスーパーと違い、コンビニは基本的に「衝動買いの場所」です。

コンビニで買ったものを持ち帰る袋が有料になると、次のような問題点への対処を考えねばなりません。

1. 衝動的な買い物を控える人が多くなる。
2. お弁当やおでんなど、その形状によっては手持ちのバッグでは持ち帰りにくいものもある。

3. 食べたあとの弁当容器を捨てる際にレジ袋が必要とされている側面がある。

4. コンビニサイズのエコバッグがあまり販売されていない。

24時間営業問題でただでさえ苦境に立たされているコンビニにとって、レジ袋有料化はますます悩ましいテーマとなりそうです。

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最終更新:6/20(木) 8:00
マネーの達人

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