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スチュワート衝撃初ブルペン トラックマン驚きの数値

6/20(木) 9:55配信

西日本スポーツ

 見た目以上の衝撃だ! 新外国人のカーター・スチュワート投手(19)が19日、筑後のファーム施設で来日後初のブルペン投球を行い“千賀級”のポテンシャルを見せた。6~7割の力で計29球。直球の最速は138キロながら回転数2300~2400で推移し、自己最速の98マイル(約158キロ)に換算すれば2500回転と最速161キロを誇る千賀の直球に匹敵する数字をたたき出した。「日本一の投手」を目標に掲げる金の卵が実戦デビュー前にいきなり周囲を驚かせた。

【写真】ダイナミックなスチュワートの投球フォーム

■変化球交えて29球

 全米ドラフト1巡目指名の肩書を持つスチュワートは、屋内練習場のブルペンで最も端のプレートを選んだ。左脚を高く上げるダイナミックなフォームからカーブ、チェンジアップ、スライダーといった持ち球を22球、立った状態の捕手に投げた。「長く投げていない割にはよかった。早めに(日本のボールで)どんな動きをするか確かめたかった」。来日初のブルペンにもかかわらず、変化球を多投した意図を明かした。

 その後、捕手に正規の距離より2メートルほど前に座ってもらい、198センチの長身から角度ある直球を7球投げ込んだ。来日前の4月27日以来のブルペン投球で、力の入れ具合も「65~75パーセント」だったこともあり直球の最速は138キロ。最速98マイル(約158キロ)の触れ込みからすれば一見おとなしいような印象を抱く投球が、弾道測定器「トラックマン」が示す数値に非凡さが表れていた。

 「今日で2300~2400回転。(データで)球速が上がればこれぐらいになるというものがある。スチュワートは回転(そのもの)も素晴らしく、(回転数が)多くなればキレも伸びも出てくるだろう」

■最新鋭機器も味方

 投球を見守った斉藤リハビリ担当コーチが絶賛するのには理由がある。スチュワートが自己最速に近い直球を投げれば、回転数も2500程度まで上がる計算になるという。プロ野球で直球の平均回転数はおよそ2200。2500となれば今季開幕戦で161キロをたたき出した千賀に匹敵する値になり、見た目以上にインパクトを与える“デビュー”となった。

 大挙して詰め掛けた報道陣のカメラにフォーカスを合わせられながらも自身のペースは乱さない。ざわつきを気にせず、投球の合間にブルペンの脇に設置されたモニターに映し出される自身の投球フォームをチェックした。「トラックマンや(投球動画を見られる)アプリもあるし、施設を有効利用していきたい」と最新鋭の環境も成長の味方にしていくつもりだ。

 次回は22日にブルペンに入る予定で、週2回の投球練習を行っていく方針。日本の環境に慣れることを優先しながら、まずは3軍をベースに実戦デビューへ向けた準備を進めることになる。

西日本スポーツ

最終更新:6/20(木) 12:25
西日本スポーツ

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