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KREVA、日本のヒップホップシーンは「決定打が出ていないと思います」

6/20(木) 12:06配信

J-WAVE NEWS

J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)。6月14日(金)のオンエアでは、ラッパーでシンガーソングライターのKREVAさんが登場。6月19日(水)にリリースされる最新ベストアルバム『成長の記録 ~全曲バンドで録り直し~』について話を訊きました。

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タイトルどおり、全曲バンドで録り直し!

KREVAさんは現在、1月から9月08日(クレバの日)まで9カ月連続リリースという精力的な活動を続けています。「ソロデビュー15周年イヤーをみなさんとずっと楽しめたらいいなと、この企画になりました」と話します。

間もなくリリースされる『成長の記録 ~全曲バンドで録り直し~』は、タイトルどおり全17曲全てバンドで録り直したベスト盤です。バンド編成での再録について訊きました。

KREVA:いつもライブでやっていてアレンジも決まっている、それをレコーディングすれば形になるだろうというのが最初の考えだったんですけど、ライブと録音として残すのは別だなと改めて知りました。その場では「OK!」となっても、自分でスタジオに持って帰ると、こだわりが出てくる感じでした。
カビラ:だから、制作に1年半かかったんですね。
KREVA:パーティーで、みなさん「楽しかった。最高!」ってなっても、あとで写真を見たときに「この赤ら顔は人様にお見せするようなものじゃないな」と冷静になって、「これを世の中に出していいですか?」と言われたら「ちょっと……」となりますよね。それに似たような感じで、作品になると少しこだわりが生まれて、ひとりでスタジオにかける時間も増えました。

サブスクの時代だからこそ

世界的にヒップホップが主流になり、日本でも存在感が増しています。しかし、KREVAさんは……。

KREVA:決定打が出ていないと思います。俺がそういうふうに言ったら、他の人がどう思うのかと思って『存在感』の歌詞を書いたのもありますけど、まだまだだなと思いますね。ラップしているだけで得している部分もあると思うんです。「特別な存在」みたいな。でも、ラップのほうが主流になっている国もあるわけだし、そこまでなりたいというわけじゃないけど、「もう少しみんな頑張っていこうよ」という気持ちが、ラップをしている人たちにありますね。
カビラ:ストリーミングからサブスクリプションになって、己の署名性があるアルバムという形態がどうなのかという時代に入りつつあります。定額制になれば、画面も見ずに音像のなかに身を置けるので、どこの誰の作品なのか、今なのか昔なのかもわからない。ちゃんと作り手のみなさんと向き合ってリスペクトしながら聴ける環境があるのか、そのあたりはどう感じていますか?
KREVA:ストーリーの欠如を感じることはありますね。
カビラ:みなさんがコンサートに行く理由はそこにあると思うんですよね。人、バンド、ジャンルが好きだから行く。一期一会だし、スペシャルだし。面白いですよね。定額制でBGMみたいなイージーリスニング化されても、コンサートはちゃんと行く。面白いバランスになっていますよね。
KREVA:そうですね。フェスが流行るのもわかる気がします。スペシャルな体験がしたいし、出会いも求めてるからフェスに行くんですかね。

KREVAさんは、6月30日(日)日本武道館にてワンマンライブ「KREVA NEW BEST ALBUM LIVE 成長の記録』を開催します。ベストアルバムの録音メンバーにギターを追加した編成です。ライブの模様は、CSテレ朝チャンネル1で生放送されます。

「オリジナルと合わせてチェックしてほしい。違いがわかると思うし、どう成長しているのかもわかる」とKREVAさんは話しました。


【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
放送局:J-WAVE(81.3FM)

最終更新:6/20(木) 12:06
J-WAVE NEWS

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