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「孫3人に400万ずつ贈与したい」教育資金一括贈与の使い方

6/20(木) 18:30配信

MONEY PLUS

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。

【図で解説】教育資金一括贈与にかかる非課税措置とは?

今回の相談者は、3人の孫へ教育資金の贈与を考えている60代の男性。非課税制度を活用したいけれど、使い勝手がわからないといいます。FPの伊藤英佑氏がお答えします。

【相談者の悩み】

教育資金の贈与が1500万円まで非課税になる制度は、どのように使えば良いのでしょうか。 未就学児の孫が3人います。 それぞれに400~500万円ずつ渡したいと考えているのですが、渡し方がわかりません。一度に渡すと別のことに使われてしまうのではないか、孫に渡すよりも親である子供にまとめて渡すことができれば本当に困ったときに使えるかもしれないなどと考えると、使い勝手がよくわかりません。ご教示いただけますと幸いです。

〈相談者プロフィール〉
・男性、60代前半、既婚、子供2人

【FPの回答】

伊藤: ご質問ありがとうございます。教育資金一括贈与の非課税制度の使い方について迷われているようですね。質問内容の順に沿って説明いたします。ご確認いただいた上で、詳細についてはご自身でお調べになるのが良いと思います。

教育資金一括贈与の非課税制度は、通常、年間110万円以上の生前贈与にかかる贈与税が、子や孫の教育費(主として学費)に限り、最大1500万円まで非課税で前渡しできる特例です。教育資金の支払いについて、相続税・贈与税に税制上の特典を付けることにより、高齢者の金融資産の世代間移転を促そうというねらいがあります。

贈与には専用口座の開設が必要

まず、未就学児の孫が3人いて、それぞれに400~500万円ずつ渡したいけれど、渡し方がわからないとのことですが、制度を利用するためには信託会社(主に信託銀行)に専用口座を作ることになります。それぞれ3人の孫ごとに口座を作り、資金を預け入れ、教育資金に関する費用の領収書等を信託会社に提出することで、贈与を受ける孫にお金が支払われることとなります。

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最終更新:6/20(木) 20:43
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