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生理用品をもっと選べるように セレクトショップ始まる

6/20(木) 14:09配信

BuzzFeed Japan

アパレル経営者のハヤカワ五味さんが、より多くの人が生理用品について知り、自由に選ぶことができるようにと、生理用品のセレクトショップ「illuminate(イルミネート)」をオープンしました。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

女子ならわかる「生理あるある」9選

7月29日まで、東京・渋谷の青山ブックセンター本店に出店したポップアップショップには、ナプキン、布ナプキン、タンポン、月経カップなど、10ブランド31種類の生理用品が並んでいます。

20日午前に店頭に立ったハヤカワさんは、「生理用品は、いずれ公共施設などにインフラのように整備されてほしい」と話していました。

さらに、生理やジェンダーに関する25冊の本もセレクト

生理や身体のことを、周りとどうコミュニケーションとればいいんだろう? 性差ってなんだろう? など、気になることもありますよね。

そうした疑問のいくつかが解決しそうな本を、ハヤカワさんらプロジェクトメンバーが選び、ポップアップショップで生理用品とともに購入できます。

一部を紹介します。

・『WORK DESIGN』<イリス・ボネット / エヌティティ出版 / 2018 >

「ジェンダー格差を無意識のバイアスが要因だと捉え、行動経済学をもって解決に取り組もうとする本です。ジェンダーだけでなく人種などによる格差もすべて、感情的なものとして非難するのではなく、人間が誰しも持つバイアスだとすることで、会社などの仕組みとしても参考にしやすい話ばかりです(ハヤカワ)」

・『生理用品の社会史』<田中ひかる / KADOKAWA / 文庫版2019>

「生理用品を消費物として説明するだけでなく、生理用品とそれを手に取る女性自身がどのような歴史背景や宗教的背景で歩んできたかについて、包括的に説明されている一冊です。『なぜ生理について話すのは恥ずかしいこととされてきたのか』を知りたいあなたにも、ビジネス商材としての生理用品に興味がある方にも、おすすめです(ハヤカワ)」

・『私たちには言葉が必要だ』<イ・ミンギョン / タバブックス / 2018>

「ジェンダーギャップに違和感を覚えながらも、それに対抗する意見に疲弊し絶望してしまわないために、心を守ってくれる優しい一冊です。読み終わるころには、フェミニストであってもすべてのアンチに説明し、納得してもらう責任はないのだなあと肩の荷を下ろせるかもしれません(ハヤカワ)」

・『歴史を変えた50人の女性アスリートたち』<レイチェル・イグノトフスキー / 創元社 / 2019>

「女性アスリート50人にスポットをあて、その驚くべき成績や信念、人生を素敵なイラストとともにわかりやすく紹介。「女はヒステリック」「足を見せるなんて破廉恥」、あげく、賞金などで男子同等の扱いをされないことが当たり前だった時代。「女は弱い」としめ出されながらも、記録や歴史を塗り替えたアスリートたちのストーリーです。女には無理と言われてきたことを、鍛えぬいた身体と不屈の精神で間違いだと証明した彼女たちの姿は、当然とされてきたおかしな重力に逆らおうとするすべての人の支えになるでしょう(Mina・グラフィックデザイナー)」

・『ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか』<レイチェル・ギーザ / DU BOOKS / 2019>

「ジェンダーとしての女性を知ろうと思うとき、男性性について学ぶことは避けれないでしょう。なぜなら、女性が女性性に縛られているのと同様、男性も男性性に縛られて苦しんでいる人がいるからです。ではそのジェンダー観は、いつからどのように醸成されるものか。それを考えていくことができる本です(ハヤカワ)」

・『LGBTを読みとく』<ちくま新書 / 森山至貴 / 2017>

「LGBTという言葉を知るだけでは差別はなくならないという思いから作られた、正確な情報を知るための教科書です。自分には偏見はないと終わらせてしまうと、間違った知識で誰かを傷つけてしまう可能性があります。LGBTの概念は知っているけれど、歴史や差別が存在する社会構造の仕組みなどを詳しく知りたい方におすすめです(Aine)」

お気に入りの生理用品と本を、見つけに行ってみてください。

<ポップアップショップ予定>
6月20日~7月29日、東京・青山ブックセンター本店
7月31日~8月6日、大阪・大丸梅田店

最終更新:6/20(木) 14:09
BuzzFeed Japan

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