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真備の公民館で折りたたみ式ベンチ19脚盗む 19歳の容疑少年逮捕 岡山県警玉島署

6/20(木) 11:51配信

山陽新聞デジタル

 西日本豪雨で被災した倉敷市真備町地区の公民館でベンチ19脚を盗んだとして、玉島署は19日、窃盗と建造物侵入の疑いで倉敷市生まれ、住所不定、無職の少年(19)を逮捕した。ベンチはボランティア団体から寄贈された未使用品で、少年が犯行後、リサイクル店に売り払っていたことが同署などへの取材で判明した。

 真備町地区では被災家屋への侵入窃盗や復旧工事中の車を狙った車上荒らしが相次いでおり、ベンチを所有する住民団体の関係者は「被災地は人の出入りが多く、同様の被害がさらに広がらなければいいが」と懸念。同署は引き続き警戒を強める。

 少年の逮捕容疑は5月31日正午から6月8日午前11時半ごろの間に、同町辻田の真備公民館辻田分館に侵入し、倉庫から折り畳み式ベンチ19脚(計9万円相当)を盗んだ疑い。容疑を認めている。

 関係者によると、ベンチは5月、地元の岡田地区まちづくり推進協議会が一般社団法人・ピースボート災害ボランティアセンター(東京)に寄贈を受けたばかりだったという。

 これまでの調べでは、少年はベンチを岡山市のリサイクル店に売却し、同店がインターネットオークションに出品。同協議会関係者が出品に気付き、同署がベンチに同センターのシールが付いているのを確認した。18脚は返却されたが1脚は既に売却されていた。

 同協議会では以前、別の公民館で保管していたホットプレートや電気ポットが盗まれたといい、岡野照美副会長は「被災地に出向き、善意で贈られた物を盗む行為に憤りを覚える」と話した。

最終更新:6/20(木) 23:45
山陽新聞デジタル

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