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お米屋さんがこだわり「おにぎり店」オープン 具材ごとに違うお米 高松市

6/20(木) 19:03配信

KSB瀬戸内海放送

 高松市にある老舗のお米屋さんが5月末、おにぎりの専門店をオープンさせました。具材との相性によってお米の種類を変えるという米屋さんならではの「こだわり」ぶり。五代目夫妻のおにぎりに込めた思いを取材しました。

土鍋で炊いた米でおにぎり

 高松市松島町の「米屋ながはら」。創業120年以上の歴史を持つ老舗で、約50種類の銘柄を扱っています。この店内の一角に5月30日にオープンしたのが「超おにぎり屋」です。
 五代目の永原三千博さん(40)と、妻の友佳さん(31)が毎朝5時ごろから仕込みを行っています。

(記者)
「ご飯が炊けるいい匂いがしています。こちら5つの土鍋を使って時間差でお米を炊いているんですが、使っているのはすべて別の品種の米なんです」

 お米の味がひきたつ3合炊きの土鍋。輝くような、ツヤツヤのご飯の出来上がりです。

きっかけは…子どもの米離れ

 三角の型に入れて具材を詰めたあと、三千博さんの大きな手で一つ一つ、優しく握っていきます。

(米屋ながはら 五代目/永原三千博さん)
「まず子どもに食べてほしかったんで、子どもが食べやすい握り方、やわらかさとか大きさとかを意識したんはありますね」

 7歳と3歳の2人の娘を持つ永原さん夫妻。娘の同級生たちと接して感じた子どもの「お米離れ」がおにぎり販売を始めたきっかけになりました。

(米屋ながはら 五代目/永原三千博さん)
「白いご飯というのがおまけみたいな価値観になってて米屋的にはショックやった。昔は片手にお茶碗持っておかずをちょこっと載せて食べるというイメージなんですけど、今は残すのはご飯」

具材と相性がいい米を使用

 お米のおいしさをもっと知ってもらいたい。「お米マイスター」の資格を持つ三千博さんは、おにぎりごとに具材と相性がいいお米を選んでいます。そして「塩にぎり」は毎日3つの品種を日替わりで出しています。

 19日は秋田、高知、佐賀の3品種が出されました。見た目はそれほど変わりませんが…

(記者)
「それでは塩にぎりを食べ比べてみます。まずは佐賀県の天使の詩です。いただきます。かなりもちもちしてますね。具材がないので、お米の甘みが伝わってきます。続いて高知県のにこまるです。同じおにぎりなんですけど、食べごたえが全然違います。こちらはもちもちしてたんですけど、こちらはかなりしっかりした噛みごたえです」

(米屋ながはら 五代目/永原三千博さん)
「些細なちょっとした違いなんですけど、その発見がまさしく楽しさというか食の興味がわくというか」

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最終更新:6/20(木) 19:03
KSB瀬戸内海放送

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