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【LONGMAN インタビュー】インディーズベストで実感する必死に駆け抜けてきた日々

6/20(木) 10:02配信

OKMusic

2019年3月にメジャーデビューを発表したLONGMANが、これまでのインディーズ活動を総括するベストアルバム『Dictionary ~indies BEST 2013-2019~』をリリース。今作にはラストに収録された新曲「BY MY SIDE」を含め、彼らが根気強く歩んできた歴史が刻まれている。

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今作があることによって新たな出会いにつながれば

──全19曲という超ボリューミーな内容で、聴けば聴くほどLONGMANが貫いてきた信念が伝わってきました。メジャーデビューを発表し、アルバム『Dictionary ~indies BEST 2013-2019~』をリリースするにあたっての心境はいかがですか?

YUKI HORIKAWA(以下、ほりほり):メジャーに行くというひとつの目標が達成できて嬉しい気持ちと、これからもっと頑張らないといけないという緊張感の両方の気持ちでいっぱいです。

HIROYA HIRAI(以下、平井):節目を迎えて、今までのLONGMANを総括できるような一枚ができたことを嬉しく思っています。デモ音源の頃の曲から新曲まで入っていて、僕たちとしても感慨深い作品になりました。

SAWA YORIKI(以下、さわ):ベストアルバムって誰でも手を出しやすくていいですよね。今作があることによって今までLONGMANを知らなかった方とも出会えたらいいなと思っています。

──メジャーデビューの発表と同時に“愛媛からは離れません”と宣言したことも印象的でしたが、自分自身と向き合った素直でシンプルな歌詞や、3人それぞれの存在感を押し出すアレンジなど、芯が全くぶれないバンドであることを今作で改めて実感するリスナーも多いと思います。

さわ:ぶれないように新しいことに挑戦するっていうのは、私たち自身も意識してきました!

平井:変わらないと飽きられてしまうし、でも変わりすぎても離れられると思うので。LONGMANらしさを持ったまま、いかに進化していくかということを考えていつも曲作りをしています。

ほりほり:あと、愛媛にこだわり続けるのがLONGMANの大きな個性という部分もあるんです。これからも自分の生まれ育った故郷に少しでも恩返しができたらいいなと。

──今作を聴くと楽曲たちがよりパワフルに聴こえる瞬間もありましたが、それは“メジャーデビュー前”という現状にかかわらず、音楽に対する真摯で強気な意気込みが当初からあったという証に感じます。これまでの活動期間を振り返ってみてどうですか?

さわ:常にその時その時の一番良いかたちを求めていて、必死だったなぁと思います。

ほりほり:僕は加入当初、大学に入りたてで精神的に未熟な部分も多かったんですが、真摯に音楽と向き合うメンバーといることで少しずつ自分も真面目に向き合っていくようになっていった気がします。このメンバーで良かったというのが素直な気持ちです。

平井:最初は自主レーベルから始まって、本当に右も左も分からないまま必死に進んできたので、体感としてはあっと言う間でしたね。休止していた1年間だけはすることがなさすぎて長かったですが(笑)。今、このアルバムを聴くと、昔の曲になればなるほど幼いと思ったりもするんですけど、やってる当時は自分たちの力を出し切ってたし、それはそれで僕たちの歴史でもあるので、そういう部分も含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。

──オープニングでLONGMANらしい軽快な幕開けをキメてから、M2「WITH YOU」を投下する流れが快感で! この曲はキーが高めで高揚感をそそりますし、2018年発売のミニアルバム『WALKING』に収録されていて、コーラスを取り入れたりと新しさも提示した一曲だったと思いますが、その他の楽曲も含めどのように選曲していきましたか?

平井:ありがとうございます! 僕も最初の流れとても気に入っています。選曲は基本的に“ライヴでよくやっている曲”というのをメインに選んでいきました。LONGMANを知らない方にも“とりあえずこの一枚を持っていればライヴをめちゃめちゃ楽しめるよ!”とオススメできるような選曲にしています。

──2013年に1,000枚限定でリリースされたミニアルバム『Stay Hungry,Stay Foolish』から「Weakly」が再録されていますが、長年、ファンが待望してきた入手困難な人気曲であり、メンバーのみなさんにとっても思い入れのあるナンバーですよね。

さわ:私はLONGMANに加入する時にベースを始めたので『Stay Hungry,Stay foolish』を作った時は超初心者でした。「Weakly」自体は私が加入する前からあった曲なので、前のベースの方が作ったベースラインを教えてもらってそのまま弾いていましたが、今回は再録するにあたって私らしさも意識しながらベースラインを作りました。

ほりほり:元の曲よりキーをだいぶ上げたんですけど、それがすごく良くて、さらに明るくなりました!

平井:かなり昔の曲なので、正直結構恥ずかしさもあって。できることならいろいろ変えまくりたかったんですけど、そこは昔のLONGMANを尊重して(笑)。ふたりの言っていたキーとベースライン以外はほとんど変えませんでした。でも、レコーディング環境とかもあって昔より何倍も良いかたちで、この曲を出せたので再録して良かったなと。特に昔からのお客さんも喜んでくれたのが嬉しいですね。

──「Weakly」のMVは“ウィークリー(weekly)”にちなんで曜日ごとにさまざまな天気の中で演奏しているのが、“どんな時もともに歩んできた曲”という表現に感じてグッときました。

平井:どのバンドや人もそうだと思うんですが、僕たちもこの7年で楽しいことや大変なことなどが本当にたくさんあって。今も変わらずそんな状況ですけど、それを面白おかしくひとつのMVで表すことができて良かったなと。でも僕たちではなく監督の加藤マニさんがすごいな思います。

さわ:空から飴が降ってくる場面は小さい頃に誰しもが描いた夢だと思うのですが、実際やってみると飴が当たったら結構痛くて、降ってくるのが雨で良かったなぁと撮影中に思ってました(笑)。

ほりほり:あのシーンはビビりながら撮ってましたね(笑)。

さわ:あと、雨の日の撮影の時はびしょびしょに濡れて寒くて、今までのMV撮影で一番過酷で辛すぎて逆に笑いが出るという状況でした(笑)。風の日の撮影では紙くずがたくさん飛んでくる中で歌っているのですが、みんなで撮っては拾い、撮っては拾いを繰り返していたので、最終的にみんながめちゃくちゃ早く紙くずを拾い集められるようになっていたのがシュールで面白かったです。

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最終更新:6/20(木) 10:02
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