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通学路の縁石、高さ20センチ以上に変更 子ども巻き込む事故防止に 佐賀・武雄市

6/20(木) 10:24配信

佐賀新聞

 佐賀県武雄市はスクールゾーンや通学路の市道整備で、車道と歩道の境界線になる縁石の高さの標準を20センチに変更する。これまでは国の基準に沿う15センチだったが、子どもを巻き込む交通事故を防ぐため、独自の基準を設ける。今後の整備から対応する。

 19日の市議会一般質問で、滋賀県大津市で保育園児ら16人が死傷した事故を受けた対応を問う質問があり、市議の提案に応じる形で新たな基準を示した。

 質問した牟田勝浩議員によると、市内で調べた縁石の高さは13センチから27センチまでさまざまで、古い縁石ほど高いという。「店などにある車止めは15センチ程度で、それを乗り越える事故も多い。縁石を高くすべきでは」などと指摘した。

 市建設課によると、縁石の高さは1999年の建設省(現国土交通省)通達で20センチから15センチになった。段差や勾配を解消するバリアフリーの推進が背景とみられ、市も15センチを標準としてきた。

 市は今後、学校周辺約500メートル内のスクールゾーンや通学路、さらに商業施設周辺など歩行者の多い市道を整備する場合、縁石の高さを20センチ以上にする。高さは国も状況に応じて25センチまで認めており、車を含めた通行量や道路状況に応じて決める。

 国道や県道は市の基準では整備されないが、小松政市長は「武雄市の問題認識や対策を県や国道事務所などに伝え、要望していきたい」と答弁した。

最終更新:6/20(木) 13:36
佐賀新聞

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