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英中銀、合意なきEU離脱リスクの高まりを指摘-金利据え置き

6/20(木) 21:16配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): イングランド銀行(英中央銀行)は20日、金利据え置きを発表するとともに、英国が合意なしで欧州連合(EU)を離脱するリスクが高まったとの認識を示した。

カーニー総裁率いる金融政策委員会(MPC)は全会一致で金利据え置きを決めた。現在の予測に沿って景気が展開すれば今後数年には利上げが必要になるとの見方を維持したものの、スムーズなEU離脱を見込む中銀よりも投資家の見方が厳しいことを認めた。

議事録によるとMPCは、市場の動きは「スムーズな離脱を前提とした中銀の予測と、それ以外の離脱シナリオを織り込む金融市場との間の相克を浮き彫りにしている」と分析した。

中銀は先月、インフレ抑制のために今後数年には漸進的な利上げの継続が必要になると示唆した。だが投資家は以来、逆方向の見方を強め、現在の市場は次の動きとして利上げよりも利下げの確率を高く見積もっている。

秩序あるEU離脱の前提は揺らいでいる。中銀は「国内的に、合意なき離脱の可能性があるとの認識は高まった」と指摘した。

MPCは9対0で、政策金利を0.75%に維持することを決定した。ブルームバーグの調査に答えたエコノミスト63人全員が予想した通りだった。

中銀は緩やかで限定的な利上げというガイダンスを維持したものの、世界経済の見通しが弱まったことは認めた。また、先送りされたEU離脱期限の10月31日より前に投資が持ち直すことはないとの見通しを示した。下振れリスクは5月以降に高まり、基調的な成長は1-6月(上期)に若干軟化したと指摘した。

原題:BOE Notes Rising No-Deal Brexit Risk as Rate Kept Unchanged(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

David Goodman

最終更新:6/20(木) 21:16
Bloomberg

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