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家事・育児の「やってるぜ感」抑えた1年 妻から好評、でも……スマホ・食事で新たなモヤモヤ

6/23(日) 7:02配信

withnews

■#父親のモヤモヤ

「やってるぜ感、出てませんか」――。専業主婦の妻、長男(5)、長女(2)と暮らす記者(38)は、家庭内の役割を主に担ってくれている妻の負担を少しでも減らそうと、家事・育児に取り組んできました。でも、なぜか逆に妻を怒らせてしまうこともあります。その点を1年前に専門家に相談したところ、「やってるぜ感」をダメ出しされました。この1年、行動をあらためましたが、どうしても意見が合わずに衝突するという新たなモヤモヤも。ひきこもりの元当事者で、現在はコミュニケーションのプロとして活動する専門家に話を聞きました。(朝日新聞記者・有近隆史)

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「自己満足」だった家事・育児

長女が生まれたのは2017年5月。当時、記者は埼玉県に赴任中で、事件・事故取材のキャップ(まとめ役)でした。

どうしても朝早く、夜は遅くなりがち。そして、休日であろうが夜中であろうが、事件・事故は関係なく起きます。

そんな不規則な仕事でしたが、長女が生まれた際、1カ月の「育休」をとりました。長男が生まれたときは4、5日休んだ程度。ただ、長女出産時はまだ長男も3歳で、短い期間とはいえ、しばらくは母親と離れることになります。「さびしい思いをするだろう」と妻と話し合い、休むことにしました。

職場に復帰してからも、「職住近接」の利点を生かして、夜の取材に出る前に家に短時間戻り、子どもをお風呂に入れました。夕食後の食器洗いや洗濯なども、率先して担いました。平日に行われる長男の幼稚園の行事にも積極的に参加し、周囲の人たちも「よくやってるね」と言ってくれていました。

そんな時、ついつい「やっといたよ」と妻に報告してしまいました。すると決まって嫌な顔をされました。

1年前に東京本社に異動になり、朝日新聞の企画「記者が聞く 父親の心得」で専門家に相談すると、「単なる自己満足では」と、バッサリ一言。妻も、浮かれた気持ちを見透かしていたのでしょう。

今振り返ると、そんな自分は「イクメン」気取りでした。

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最終更新:6/23(日) 7:02
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