ここから本文です

夢の五輪 当たった!! 「プラチナチケット」に喜びの声

6/21(金) 9:54配信

福島民報

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピック組織委員会は二十日、五輪チケットの申し込み抽選結果を発表した。開幕まで四百日を切った夢の舞台の「プラチナチケット」を巡り、県民に歓喜と落胆が広がった。福島市の県営あづま球場の野球の当選者は、地元で開かれる世界トップレベルの試合を心待ちにした。一方で、願いかなわず、落選に肩を落とす人もいた。

 「歴史の目撃者になれる」。福島市の県営あづま球場で行われる野球日本戦のチケットが当選した同市の自営業渡辺憲一郎さん(48)は興奮気味に話した。

 古里で開催されるスポーツの祭典を直接見ようと、あづま球場の一試合一枚のみ応募した。複数の競技に申し込む人が多い中、「一点集中」で人気の高い日本戦のチケットを射止めた。世界最高峰の試合に加え、県内を訪れる外国人観戦者らとの交流も楽しみにしている。「外国人に積極的に声を掛け、福島の魅力を伝えたい」と心待ちにしている。

 東京で行われるサッカー女子の決勝が当選したのは、福島市の会社役員佐藤卓宏さん(37)。福島市の野球・ソフトボールをはじめ、陸上など複数の競技を申し込み、サッカーの四枚が当たった。

 サッカー女子は現在、フランスで開催中のワールドカップ(W杯)に出場している白河市出身の遠藤純選手(19)の活躍が期待される。「遠藤選手が活躍し、日本が優勝する姿を見たい」と声を弾ませた。

 福島市の会社役員板垣隆さん(53)は埼玉県で開催されるゴルフの女子最終日が当選した。ゴルフ歴二十五年のファンで、男女全ての日程に応募した。当落の発表前に、ゴルフ開催日は会場近隣のビジネスホテルの予約を既に済ませる徹底ぶりで、「一日だけでも当選し、一安心。今後も他の日のチケット購入に挑戦する」と意欲を見せた。

 一方で、あづま球場のチケットが落選した郡山市の会社員上杉健さん(47)は「せっかく地元開催なので試合を生で見たかった。五輪はテレビを見ながら応援する」と残念がった。ツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)にも「当たった人がうらやましい」「次こそ当選する」などの声が県内から寄せられた。

 大会組織委員会によると、あづま球場の収容人数は一万四千三百人。チケットの販売数は公表していない。

1/2ページ

最終更新:6/21(金) 10:09
福島民報

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事