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【ラグビー】デリカのように走る。三菱重工相模原・土佐誠、久々の最高峰舞台へ高揚感明かす。

6/21(金) 7:38配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 今季、国内最高峰ラグビートップリーグで2007年度以来の参加が叶う三菱重工相模原は、同カップ戦開幕を間近に控えた6月20日、グループ企業との連携強化をアピールした。 

 この日は三菱自動車が、チームへのサポートカー提供を発表。神奈川県内の本拠地で、土佐誠主将ら7名を交えて撮影会を開いた。

 チームが受け取った1台は、クラブロゴがあしらわれた特別仕様の『デリカD:5』。力強さと機動力重視が魅力のミニバンとされていて、会見した土佐主将は「(車両は)私たちのコンセプトとマッチしていて、チームに合っていると感じています」。車両は、これまでチームが継続的に取り組んできた地域での普及活動で使われそうだ。

 NEC出身でオーストラリア留学経験のある32歳の土佐主将は、こうも続ける。

「三菱グループを代表し、さらに責任を負うことになりますが、これをいいことと捉えて精進していきたいです。日本独自の、企業を代表するチームとして支援していただける。このサポートを無駄にしないようにしたい。デリカのように力強くシーズンを乗り切っていきたいです」

 かねてチームは母体の三菱重工以外に支援先のチャンネルを広げたかったようで、「理解していただく方を増やす」と石井晃ゼネラルマネージャー。一方で三菱自動車も「ラグビーワールドカップ日本大会を今秋に控え、ラグビー人気の盛り上がりが予想されるなか、三菱グループ企業として同チーム(筆者注・三菱重工相模原)を支援することで、スポーツの新興・活性化に貢献するとともに、より多くの方に当社事業への関心をお持ちいただく機会としたい」とリリースする。双方のニーズが一致したと言えよう。

 前年度の入替戦に勝ってワールドカップイヤーのトップリーグ参戦が叶った同部は、ダイナボアーズという愛称を持ち、マスコットキャラクターには猪のダイボ君を据える。親会社の方針から部員の約8割をプロ選手とするなか、加入3季目でFW第3列の土佐主将は組織の歴史を背負って戦うとも話した。

「いままでこのチームに携わってきた人のことを考えると、長い間(の雌伏の時)があって、上がれたわけですから。その気持ちを踏まえてチームを引っ張りたい。猪年、ワールドカップイヤーに、ワールドカップ決勝戦の会場(横浜国際総合競技場)がある神奈川のチームとして戦える。この先何年もない機会なので、頑張りたいです」

(文:向 風見也)

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