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日銀・黒田総裁会見6月20日(全文3)世界経済の下方リスクはやや高まっている

6/21(金) 11:33配信 有料

THE PAGE

 日銀の黒田東彦総裁は、金融政策決定会合後の20日午後、記者会見を行った。

※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「日銀・黒田総裁が決定会合後に記者会見(2019年6月20日)」に対応しております。

     ◇     ◇

日経CNBC:日経CNBCの直居と申します。2点ございます。今回の文言にもある海外経済を巡る下振れリスクですね。先日G20財務大臣・中央銀行総裁会議等での、何か印象みたいなことをお聞きしたいんですけども、全体としては年後半の海外経済・世界経済の回復シナリオは共有されたというご認識、先ほどもしましたけれども、例えば米中などの貿易摩擦・貿易戦争、あるいは新興国の債務の積み上がり、各国の中央銀行総裁、あるいは財務大臣などの間の認識、あるいは危機意識みたいなことで、総裁が特に印象に残ったような点というのはございますでしょうか。

黒田:先日の福岡におけるG20財務大臣・中央銀行総裁会議では麻生副総理と共に議長を務めまして、そうした中でご指摘の世界経済の現状と展望、あるいは必要になった場合の政策対応といったところについて議論になったわけであります。私の印象を申し上げますと、4月にIMF・世銀の春の会合がある際にもG20がありまして、日本が議長国を務めたわけですが、そのときと比べて、何か非常にその見通しが暗くなったということはなかったように思いました。むしろ比較的変わらないなという感じがしたんですね。

 その1つの理由は、ご承知のように第1四半期のGDPがどこも非常に良かったんですね。アメリカも結局3.1から3.2ということですし、中国は6.4%成長、そして欧州も予想以上に良かったと。G20のメンバーでも、例えば韓国のように第1四半期の成長がマイナスになっちゃったという国もありましたけども、米国、中国、欧州、そして日本も第1四半期の年率で2.1%から、あとで上方修正で2.2%ということになったわけでして、昨年の後半からずっと減速してた世界経済が、むしろG20のコミュニケでもありますように、スタビライズしたと。底を打ちつつあるなという、むしろ感じで、どんどん悪くなっていくっていう感じはなかったんですね。 本文:6,053文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:6/21(金) 11:33
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