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離婚したい妻83%も? 「夫源病」命名者が講演 世のお父さん注目のデータ/兵庫・丹波市

6/21(金) 11:33配信

丹波新聞

 夫の言動への不平不満がストレスとなって妻の体に不調が生じる「夫源病」の命名者で、大阪大学人間科学研究所内・未来共創センター招へい教授の石蔵文信さんが16日、兵庫県丹波市山南町で「夫源病について―より良い夫婦関係を目指して」と題して講演した。石蔵さんは、夫婦関係に関する独自のアンケート結果を発表。そこには「離婚を考えている妻は83%もいる」をはじめ、男性にとっては身の毛もよだつようなデータが…。もちろん、円満な夫婦生活を送るためのアドバイスも。石蔵さんが語った内容とは―。お父さん方、必見です。

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「早く夫が死ねばいいのに」55%…

 男性と女性の脳の違いを理解した方がいい。男性は狩りをするために空間認識に優れ、目的志向。女性は子どもを産んで育てる機能が発達し、コミュニケーション能力があり、協調性がある。男性は1日6000語、女性は2万語を話す。

 男性は自分の生き方を変えるのが難しく、目標に向かっていく癖がある。うつ病の男性は50歳前後が多い。「40歳の時はあれだけ働けたから、もっと働きたい」という人は治りにくい。50歳になったら「ぼちぼちやろか」と思った方が治りやすい。

 50歳以上の夫婦が一緒に暮らしているのは、愛情が満ちている訳ではなく、離婚が面倒だから。来院する女性は50―60歳が多い。口々に「夫への愛情は尽き果てた。でも情は残っている」と言われる。定年後、夫は愛情を復活させようと妻を旅行に誘うが、妻は友だちと行きたい。愛情はいらない。愛を追求すると、妻が嫌がるので情だけにしたほうが良い。

 私が実施したアンケートで、夫が嫌になった時期は「10年以内」が8割。育児を妻に一任する「ワンオペ育児」が要因。だから、シングルマザーが増えている。子どもが5歳以内の時に離婚している夫婦が多い。私も産後の妻に銀行の振り込みを頼んだことを今でも年に4、5回言われる。自分は覚えていなくても、ひたすら謝ることが大事。

 (石蔵氏のアンケートで)離婚を考えている妻は「しばしば」が42%、「たまに」が41%で計83%。「経済的な心配がなければ離婚するか」で、「今すぐ」「近い将来」を含め63・7%。しかし、そうした妻は、▽財産が半分になる▽もめているうちに近所のうわさ話になる―などの理由で熟年離婚を嫌がる。

 夫が適当な時にコロっといった方が、▽もめない▽財産が全部もらえる▽近所の人に気の毒がってもらえる―などの理由で早死にを望んでいる妻が結構いる。アンケートでは「早く夫が死んでしまえばよいのにと思ったことがある」が55%いた。

 ハーバード大学の教授が「夫を早死にさせる10カ条」として、▽夫を太らせる▽お酒やタバコをすすめる▽塩分の多い食事を作る―などを40年前に提唱した。これらを勧める妻には殺意を感じて。逆に注意する妻には愛情がある。夫は自分で食べる料理は自分で作るのが一番。妻も喜ぶ。

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最終更新:6/21(金) 11:33
丹波新聞

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