ここから本文です

「刺すって言ったはず」刃物を突きつける音声も…有名中学受験めぐり小6息子殺害の父親初公判

6/21(金) 19:35配信

FNN.jpプライムオンライン

「殺意ないし刺してない」

2016年、名古屋市に住む当時小学6年生だった息子の崚太君の胸を包丁で刺して殺害した罪に問われている元トラック運転手の佐竹憲吾被告(51)。

【画像】初公判での佐竹憲吾被告のイラスト

21日行われた初公判で佐竹被告は「死に至らしめたのは事実だが、殺意は持っていないし刺してもいない」と起訴内容を否認した。

佐竹被告は地元の有名進学校である中高一貫校を卒業した高学歴の持ち主。捜査関係者によると、一人息子である崚太君にも自分と同じ有名私立中学に進学してほしいと考え、名古屋市内でも有数の進学塾に通わせていた。

真面目で成績もよく将来は医者になりたいと話していたという崚太君。

当時、同じマンションに住んでいた住人によると崚太君は怒られてよく外に出されて「ごめんなさい」と言っていたという。

また、若いころの佐竹被告を知る人物によると、佐竹被告は高校時代から1人暮らしを始め、高校卒業後は大学に進学することなく飲食店などに勤務。逮捕当時はトラックの運転手として働いていた。

そして、2016年8月、佐竹被告は受験勉強をめぐる自宅での口論から崚太君の右胸を包丁で刺し、殺害したとされている。

傷が肺や心臓にまで達していた崚太君は、病院でまもなく死亡が確認された。

佐竹被告は2016年8月に「受験勉強で言うことを聞かないから刺した」と勉強をめぐるトラブルから犯行に及んだことを認める一方で、殺意については否認。21日の初公判でも「殺意は持っていないし刺してもいない」と主張した。

弁護側によると、佐竹被告が包丁を持っていたのは息子を怖がらせるためで、中学受験のことしか考えられなかったゆえの愛情と説明。そのうえで、佐竹被告には前後の記憶もないなどとして殺人罪ではなく傷害致死罪の適用を求めた。

犯行前日「俺、刺すって言ったはず」

一方、検察側は佐竹被告が犯行前日、崚太君を車で連れ出し包丁で切りつける様子が記録されたドライブレコーダーの音声内容を法廷で示した。

佐竹被告:
包丁足についとるだけやろ。何か痛いか。入試やらせてもらってるだろ

崚太君:
痛い。ごめんなさい

佐竹被告:
俺、刺すって言ったはず。多少痛くてもがちゃがちゃうるせぇ

崚太君:
いててて…

裁判員裁判によって争われる今回の裁判。24日の次回公判では崚太君の母親の証人尋問が行われる予定。

(「Live News it!」6月21日放送より)

Live News it!

最終更新:6/25(火) 8:41
FNN.jpプライムオンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事