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次代見据え「もっと頑張らないと」連覇を支えた岩本砂織コーチのジュニア指導法

6/22(土) 13:47配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇2019トヨタジュニアゴルフワールドカップSupported by JAL 最終日(21日)◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県豊田市)◇男子6843yd(パー71)、女子6130yd(パー72)

【写真】弾ける笑顔!おめでとう!

団体戦で連覇を成し遂げた日本女子チーム。そのコーチを務めたのが、2017年に日本女子プロゴルフ協会の「ティーチャー・オブ・ザ・イヤー 清元登子賞」に選ばれた岩本砂織さん。同賞は優れたゴルフ指導技術、ゴルフ理論を有する者に贈られるティーチングプロの名誉ある賞だ。

「今回はティーチングではなく、コーチング。選手たちには『何かをしなさい』とは言わず、彼女たちが『何を目指して、何をしたいのか』をとにかく引き出す、というのを第一にしていました」

大会前は監督を務めた角谷真吾さんの「一気に行こう」という言葉通り、初日重視の戦略を立てた。しかし初日終了時点で、日本女子は首位と4打差の4位に。「戦略を変えないといけない。みんなでどういうことをすれば上にいけるのか」を話し合ったという。

「どういうふうにしたいのか決めるのは選手自身で、私ではない。選手が自分で決めれば絶対にやり通せるし、迷うこともない」。答えを教えるのではなく、選手自身に考えさせる。

ジュニアに限らず、プロでもコーチにはつかず、親子二人三脚で励むゴルファーはいる。最近のジュニア指導について岩本さんはこう話す。

「私はもともとアメリカにいて、父親が教える考えがなかったので帰国した時は衝撃的でした。365日一緒にいて自分をよくわかっている。悪いわけではない」と前置きし、「いいところは聞き入れるようにして、テクニカルのところや目標設定、練習の課題はコーチと話し合うなど、いいトライアングルができれば日本のジュニアはもっと成長できるんじゃないかな」。

ボールの回転スピードやスイングの動画解析など、あらゆることが計測できるようになった時代。「そのデータを“too much”にならず、必要な情報だけをいかに教えられるかが私たちに必要とされているところ。もっと頑張らないといけない」。時代の変化に合わせてあるべき姿を模索し続けている。(愛知県豊田市/石井操)

石井操

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