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交流戦単独最下位転落 広島“跳ねてくれない”鯉の苦悩

6/22(土) 13:10配信

東スポWeb

 リーグ4連覇と35年ぶり日本一を目指す広島の低空飛行が止まらない。21日のオリックス戦(マツダ)は4―5で逆転負け。6カード連続で初戦を落とすなど浮上のきっかけがつかめず、セ・リーグ2位はキープしているが、交流戦は4勝10敗1分けで単独最下位だ。

 執念の采配も実らなかった。この日は期待の高卒2年目右腕・山口が先発し、4回まで3安打4四死球ながら2失点で持ちこたえていた。球数は57球で、試合は1点リード。しかし、緒方孝市監督(50)は4回裏の攻撃中に山口を呼びつけ「腕が振れていないし、真っすぐが走っていない。魅力を感じなかった」とベンチ内で公開説教。そのまま交代させ、5回のマウンドには新人の島内を送った。

 もう一人の若鯉も期待通りには跳ねてくれなかった。前日20日のロッテ戦で、635試合連続フルイニング出場中だった田中広を外して「1番・遊撃」で大抜てきしたドラフト1位ルーキーの小園だ。球団の高卒新人野手では90年の前田智徳以来となるプロ初打席初安打と華々しいデビューを飾ったが、この日は7回無死一塁でのバント失敗を含む5タコ。さらに守備では4―3の9回一死から痛恨の悪送球で、吉田正の逆転2ランを誘発させてしまい「確実にしっかり捕って確実に送球しようと思った。気持ちの弱さが出ました」と意気消沈だ。

 指揮官は「チームとしては痛い負けになってしまった。今日は本当に自分の中でいい采配ができなかったので非常に責任を感じている」とし、小園に関しても「彼にはいろんな経験を積みながら成長してもらう」と責めることはなかったが…。

 8回の攻撃では無死一塁から野間のバントが捕邪飛となるも、一塁走者の鈴木がタッチアップで二塁を陥れるなど、選手は最後までファイティングポーズを見せた。それでも勝利につながらないところに、赤ヘルの苦悩ぶりが表れている。

最終更新:6/22(土) 13:10
東スポWeb

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