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ウルグアイも驚いた日本の巧さ。ポジティブな雰囲気でエクアドルとの最終決戦へ

6/22(土) 16:10配信

GOAL

日本代表は現地時間20日(日本時間21日)のコパ・アメリカ2019・グループC第2戦でウルグアイ代表と対戦し、2-2で引き分けた。同大会を配信するDAZNでは『デイリーコパ・アメリカ』と題して、本気の南米勢に挑むサッカー日本代表を徹底取材。21日に配信では、ウルグアイ戦直後の選手の生の声を届けている。

耐えて耐えて手にした勝ち点1

 チリ戦で大敗した日本は、ベテランの川島永嗣と岡崎慎司がスターティングメンバーに名を連ねるなど、初戦から先発を6人変更。序盤は互いに攻撃を仕掛け合う展開に。日本は25分、三好康児が先発起用に応える先制点を獲得する。「1本目、左でシュートを打って外したんですけど、それがあって右でそのまま打つチャンスができたので、狙い通りだった」と話す一撃は、ニアサイドをぶち抜く代表初ゴールだった。

 幸先の良い形で先制点を奪った日本だったが29分、不運な形に見舞われる。植田直通がPAでエディンソン・カバーニと交錯。このプレーがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の対象となり、主審はPKの判定を下す。このPKをルイス・スアレスに決められ、1-1とされた。

 それでも58分、中島が起点となり、杉岡大暉が左サイドからクロスを送ると、GKが弾いたこぼれ球に三好が押し込んで勝ち越し。ウルグアイが同一選手に2得点を決められるのは、2004年以来だった。

 しかし、ウルグアイも引き下がらない。セットプレーからホセ・ヒメネスがヘディングシュートを叩き込み、同点に。終了間際には猛攻にさらされた日本だったが、最後まで得点を許さず。粘り強く戦った日本が強豪ウルグアイにドロー。価値ある勝ち点1を手にした。

手応えと課題の両方を感じる選手たち

 勝ち点を1とした日本は、次戦のエクアドル戦に2位突破の可能性を有しているが、ウルグアイ(勝ち点4/+4)がチリに敗北した上で得失点差を覆さなくてはならないため、3位通過を目指すことが現実的な選択肢となっている。

 ロシアW杯以来の先発出場を果たし、前線で起点となった岡崎は「ポジティブではあると思う」と話し、「勝ち点1を取って次の試合に勝てば(準々決勝に)いける状況を作れたので、希望にはなった。勝ち切りたかった思いも少しあるが、次の試合に勝てばというところでチームのモチベーションも高いので、それにつながって良かった」と、引き分けにも満足感を示した。

 岡崎が結果に対して「ポジティブ」であると口にしたように、その他の選手も大会最多15度の優勝を誇るウルグアイから勝ち点1をもぎ取ったことは、前向きにとらえている。

 2点目に直結するクロスを挙げた杉岡は「身体的な能力も高くてすごい迫力はあったが、チームとして連動して守れたのは良かった。勝てば予選通過の確率はある。勝たないといけないと思うので、結果にこだわって頑張りたい」と話せば、試合を通してカバーニやスアレスとやりあった植田は「中々こういう選手たちとやれる機会はないですし、僕自身も本当に楽しかった。色んな気付きもあり、学ばせていただいたので、この経験を次につなげたいと思います」と話した。

 一方で最終ラインに入った冨安健洋は「正直言って何も出来なかった」と悔しさをあらわに。「(相手の)2トップにロングボールをシンプルに集めてきましたけど、自分のゾーンを作るのが早いし、うまくてそこのゾーンになかなか入れさせてくれなかった」と話し、「試合前に先に先に予測してプレーしたいと言っていましたけど、逆に先手を取られて完全に相手に主導権を握られてプレーしている感覚だったので、まだまだだなと思います」と課題を口にした。

 そんな日本と対峙したウルグアイ。優勝候補にも数えられる南米の強豪は、この若き日本代表に驚きを感じたようだ。2トップの一角に入ったスアレスは「我々のほうがチャンスを多く作っていたが結果はドロー。この結果は残念」とし、「日本のプレーのクオリティが高く、試合運びが巧かった」と称賛の言葉を送った。

 さらに2点目を決めたヒメネスは「狭いスペースを速いパス回しで攻撃してくるのには驚かされた。だから後半はもう少し守備を固めることになった」と日本の素早い攻撃に驚きを見せていた。

 ウルグアイはシュート29本に対して日本は12本と、決定機の数では前者が勝った一戦。それでも日本は枠内シュート3本のうちに2本をきっちりと仕留めてみせた。

次戦のエクアドル戦は、大会史上初の白星獲得への期待とともに、ノックアウトステージという未踏の地を目指すうえで大切なゲームとなる。運命の最終節、森保ジャパンがどんな戦いを見せてくれるのか、注目が集まる。

【コパ・アメリカ日本代表日程(日本時間)】※全試合DAZN独占配信
グループC第1節:6月18日(火)8:00~ 0-4 チリ
グループC第2節:6月21日(金)8:00~ 2-2 ウルグアイ
グループC第3節:6月25日(火)8:00~ vsエクアドル

最終更新:6/28(金) 0:46
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