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【ソフトバンク】千賀が語る強さの秘密…受け継がれる「勝って当たり前」

6/24(月) 8:02配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人1―5ソフトバンク(23日・東京ドーム)

 ソフトバンクが2年ぶり8度目の交流戦優勝(最高勝率含む)を決め、賞金3000万円を獲得した。5回1失点の和田が2年ぶりの白星を挙げた。工藤監督は就任5年で4度目のV。主力に故障者が出ても控え選手が台頭するホークスの強さをエース・千賀滉大投手(26)が「見た」。

【写真】こんな原監督みたくない…

 柳田、中村晃、今宮、サファテ、森、東浜…。交流戦Vを決めたソフトバンクはこれだけ主力を欠いても、誰かが穴を埋めていく。その「源」はどこにあるのか。2010年の育成ドラフト4位から球界を代表するエースにはい上がった千賀が、ホークスの強さを解き明かした。

 「育成システムについては、正直分からないが、僕にとっては、ホークスに入って大きかったのは、人との出会い。(投手コーチの)倉野さんや(リハビリコーチだった斉藤)和巳さん。身近なところで、僕を叱ってくれる人がいたことが恵まれていた」

 確かに、福岡・筑後市のファーム施設(16年から使用)は2、3軍の2つのメイン球場を有し、国内屈指の規模だ。育成選手の数も巨人の23人に次ぐ22人。だが、それが「育成のホークス」の根幹ではない。99年以降、7度の日本一に輝き、脈々と受け継がれる“勝者のメンタリティー”こそが最大の武器だという。

 「強い時代の選手がやってきた『勝てる野球』を引き継いでいる。負けることに慣れていない。勝つ野球をするのが当たり前になっているところが強い。勝って『よし』って喜ぶより、負けて『何で?』って反省することの方が多い。そういう雰囲気は僕がチームに入ってからずっとある」

 プラスアルファが、巨大なピラミッド構造の中で培われたハングリー精神だ。

 「入団した当時から、ホークスの1軍で戦っている選手のレベルは高い。1軍のレベルに達しないと、そこを超えないと、背番号は3ケタ(育成選手)から2ケタ(支配下選手)に変わらない。当然、自分に求めるものも変えないといけない」

 アクシデントでポジションが空けば、控えの1軍選手だけでなく、ファームの若手も死に物狂いでチャンスを奪いにいく。

 「背番号3ケタは、プロ野球選手じゃないと僕は思っている。その恥ずかしさがあった。だからどんなトレーニングでも『プロ野球選手じゃないので当たり前』とやるしかなかった」

 千賀や甲斐もまた、泥の中から懸命に花を咲かせた。

 「和巳さんや、摂津さんの(エースとしての)姿を見てきた。後輩に伝えるためにも、僕たちが、そうなっていかないといけない」

 途切れることのない「王者のDNA」が今年もセ・リーグを圧倒した。

最終更新:6/24(月) 8:10
スポーツ報知

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