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<韓国>文在寅政権が有力支持労組とついに決裂 委員長逮捕でゼネストを予告

6/23(日) 4:30配信

アジアプレス・ネットワーク

2016年に始まった朴槿恵(パク・クネ)大統領退陣要求の「ろうそくデモ」で動員の主力を担い、文在寅(ムン・ジェイン)政権誕生に大きな役割を果たした全国民主労働組合総連盟(民主労総)のキム・ミョンファン委員長が、6月21日に拘束された。

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容疑は特殊公務員執行妨害、共同建造物侵入、示威に関する法律違反など。民主労総が昨年5月と、今年3、4月に国会前で大規模集会を開いた際に、組合員が警察の阻止を突破して国会構内に進入、計70余名の警官が負傷。警察の装備も壊されたという。同容疑で5月に民労総の幹部3人が拘束されている。

民主労総は、韓国労総と並ぶ労組のナショナルセンターで組合員数は約100万人。その組織動員力は群を抜いている。文政権は民主労総が掲げる最低賃金の大幅引き上げ、非正規職撤廃などの主張を政策に取り入れた。

だが、民主労総の要求はエスカレート。公共部門の解職者の復職や、経営側を排除して政府と直接対話することを要求したりして、文政権との葛藤が深まっていた。昨年11月には、大統領府の秘書室長だったイム・ジョンソク氏が「民主労総はもはや弱者ではない」と公言していた。

■反文政権でゼネスト予告
民主労総側は、キム委員長の拘束に「文政権による労働弾圧だ」と強く反発している。HP上で「文政府は朴槿恵政府と同じで財閥尊重、財閥特恵社会に向かおうとしている」と批判し、7月18日にゼネラルストライキを行うと予告した。(石丸次郎)

最終更新:6/24(月) 12:33
アジアプレス・ネットワーク

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