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【今週の日経平均を考える】現状の地政学的リスクについて

6/23(日) 8:30配信

マネーの達人

先週は、前週のもみ合いのレンジから飛び出すものの、次の上の節目到達で足踏みし、週末には押す形となり行って来いとなる一週間となりました。

週末の押しも前週のもみ合いレンジの上値近辺で引けていることから、週明けの方向を示すのは難しいと見受けられ、悩ましい週末入りとなっています。

現状の動きから考えられる想定としては、BOX入りがメインの想定と考えます。

BOXに関して大小のBOXが想定され、1つ目の小さいほうに関しては、上限が5月20日の高値近辺で5月のSQ値と考え、概ね2万1500円辺りとして、下減に関しては、候補が2つで、5月24日や6月18日の安値近辺で、前々から意識しているトレンドライン2万800円近辺から2万900円辺りの抵抗帯と考えます。

その下にもう一つの候補として、2万300円近辺で2月と6月の安値が並んでいるラインと考えます。

大きいほうのBOXに関しては、4月24日の高値2万2360円近辺と、6月4日の安値2万300円近辺と考えます。

大きいほうに関しては、ここ数週間言っている75日線100日線の波うちからBOX想定し、中長期線という事で大き目のレンジを想定しています。

小さいほうに関しては、ボリンジャーバンドの動きから考え、今回 先週の高値が+1σは突破するも+2σに到達できずに押されていることや、バンドが横向きとなり一部のラインが波打っている部分です。

このBOXに関しては、想定レンジが明確に飛び出すまでは、BOX想定での建玉を考えるべき状況と思っています。

週明けに関しては現状、多少押してくることが想定されますが、10日前後前から発生している先物と現物の乖離を考慮すると、30円前後でさほど大きい押しとはならないと考えますが、5日線を割り込むことは想定されます。

そして気になる点として、先週、前週のもみ合いから飛び出した水曜、木曜日に起きたこととして、欧州の利下げや先週後半の米国の利下げ観測から、為替が円高に振れている割に日経が強い点に関して、この後この乖離をどのように詰めるのか?

私的には、日経がジリ下げして為替に合わせてくるとは考えますが、少々違和感がある値動きとなっています。

この違和感に関しては、米中問題と利下げ問題が絡み合う事から起きていると考えられます。

従って、次の週末の大阪でのG20で各週の会談などにより、違和感が消える動きが想定されるもその動きにより相場が大きく揺さぶられると考えられるので注意が必要だと思います。

そして、為替の円高要因は利下げと米中問題の経済悪化からくるリスクオフの動きに加え、米国イラン問題の地政学的リスクの高まりと、3つの事柄からきており、地政学的リスクは多少後退したものの、簡単に解決する状況にないことから、まだまだフッとしたことからさらなる高まりもあるので、当面円安方向への期待は出来ないと考えます。

そうなるとやはり、為替からくる国内情勢に関しては、雲行きが怪しくなると考えられ、7月後半発表の第一四半期の決算発表に関して下振れリスクは高まると考えます。

さらにここ数週間で、衆参ダブル選挙の可能性が後退(完全には無くなってないと考えます)と合わせて10月の消費増税の実行などもニュースとして取り上げられており、悪材料盛りだくさんとなっています。

ファンダメンタル的には、好材料と悪材料のバランスは悪材料有利であり、不安定な相場が想定される状況になりつつあると考えます。

そうはいってもテクニカル的には現状相場はやや強気な状況でBOX示唆はしているものの、下げという事に関しては可能性が和らぐ形状となっており、逆に上放れもあり得る形状となっています。

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最終更新:6/23(日) 8:30
マネーの達人

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