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操る楽しさ満点!マツダ「CX-5」のディーゼル × MT

6/23(日) 18:00配信

&GP

基本的な装備とメカニズムはAT車と共通

2019年3月のジュネーブショーで、コンパクトクロスオーバーSUV「CX-30」を発表。つい先日には、「アクセラ」の後継モデルとなる「マツダ3」の国内販売をスタートさせるなど、相変わらず攻めの姿勢を崩さないマツダ。

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クルマ好きとしては、“新型車”という響きにワクワクしますが、すでにお馴染みとなった車種であっても、商品改良のタイミングでツウ好みの仕様が追加されることも少なくありません。そんなモデルの筆頭といえるのが、2018年10月、「CX-5」に追加されたディーゼルターボ仕様の6速MT(マニュアルトランスミッション)モデル。

全ラインナップにおいて、MT車の設定比率が高いマツダ車ではありますが、クロスオーバーSUVのディーゼルMT車というと、ツウ好みどころか、かなりマニアックな存在。でも、自分の意思でクルマを操作したい人にとっては、やはり気になる存在だと思います。そこで、市街地と高速道路でその実力を確かめてきました。

基本的な装備とメカニズムはAT車と共通

ヨーロッパではMT車が主流、というのは過去の話。EU(欧州連合)加盟国においては、ここ10年ほどの間にAT(オートマチック)車が急速に増えており、新車販売台数で見ると、大型サルーンはほぼ100%がAT車に。ミディアムクラスのサルーンも、2014年、15年辺りを境に、MT車とAT車の比率が逆転しています。

とはいえ、販売量の多いコンパクトカーは依然として大半がMT車ですから、全体を見ればAT車のシェアは30%少々、というところなのですが、それでもAT車の比率は急速に伸びている、というのが現状のようです(ICCT:International Council on Clean Transportations/2017年のデータ)。

では、CX-5のようなクロスオーバーSUVはどうか? というと、AT車の比率は40%少々といったところ。もちろんこれは、日本の自動車メーカーにとっても無視できない数値といえるでしょう。

2017年に登場した2代目CX-5の日本仕様にMT車が設定されたのは、2018年10月の商品改良時のこと。とはいえ当然のごとく、ヨーロッパ向けのCX-5には、デビュー当初からMT車が設定されていました。つまり、1年半ほど遅れて日本にも導入、というカタチなのですが、AT車が圧倒的な日本市場に向けて、よくぞ導入を決断したものだと思います。

さて、CX-5に追加設定された2.2リッターディーゼルターボ“スカイアクティブ-D 2.2”の6速MTモデルですが、一部のグレードだけでなく、FF車と4WD車の両仕様、さらに、ベースグレードである「XD」、中間グレードである「XDプロアクティブ」、上位グレードである「XD Lパッケージ」や「XDエクスクルーシブモード」の全グレードで選択可能となっています。

装備面におけるAT車との違いは、AT車誤発進抑制機能が備わらないことと、SBS(スマート・ブレーキ・サポート)&MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)に全車速追従機能が備わらないこと。それらを除けば、基本的に共通です。搭載されるエンジンは、排気量2188ccの直列4気筒直噴ディーゼルターボで、190馬力の最高出力、45.9kgf-mの最大トルクもAT車と変わりません。もちろん、商品改良によって進化をとげた独自機構“GVC(G-ベクタリングコントロール)プラス”も搭載されています。

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最終更新:6/23(日) 18:00
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