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10年10万キロでも諦めない! 新品タイヤを履くだけで激変する乗り心地と安全性能

6/23(日) 16:31配信

くるまのニュース

過走行車の乗り心地を改善するには

 クルマの乗り心地は、乗り続けるほどに悪くなっていく傾向にあります。新車購入時には、エンジン・ミッションをはじめあらゆる部分が新品のため、自動車メーカーが自信を持った最高の乗り心地を提供してくれます。もちろん、走る上で大切な地面と接するタイヤも新品です。

劣化ひび割れのタイヤから新品タイヤの交換過程を画像で見る(9枚)

 しかし、5年10年と乗り続けていくほど、各部品などが経年劣化していき、不快な振動や音などが増していくのです。人間にとって不快な現象は慣れないもので、最終的には運転中のイライラに繋がることもあります。

 では、10年10万キロ以上を走行している古い年式のクルマは、どうすれば乗り心地が改善するのでしょうか。

 長い年月の間にクルマは、さまざまな環境下に置かれています。街中では信号によるストップ&ゴー、高速道路では高回転までエンジンを回すために大きな負担が掛かるほか、春夏秋冬など暑さ寒さによっても劣化度合いは進んでいくのです。

 そうなるとクルマは、新車時の快適な乗り心地を失っていき、不快な乗り心地へと変わっていきます。普段、一人で乗るのであればある程度の不快感は我慢をすることができますが、家族や友人を乗せる機会が多い場合は気になるポイントといえます。

 極端な話として、新車に乗り換えればその不安要素は解決できますが、金銭面などにおいて現実的ではありません。そのなかで、比較的に簡単に乗り心地を改善する方法が「タイヤを新品」に履き替えることです。

 タイヤは、路面状況をつぶさに運転手や同乗者に伝えています。そのために、タイヤが劣化すると段差時などのショック性や音の吸収性が落ちるために、路面の凹凸や段差の振動がダイレクトに感じ、不快感を与えます。

 また、走行時に発生する騒音(ロードノイズ)が車内に入ってくることでも人間の不快感に繋がります。これも、新車時は遮音材などの対策やタイヤ独自の静音技術によって低減させていますが、各所が劣化することで悪化していくのです。

 今回、実際に新車購入から約13万キロ走っている2009年式の日産「エクストレイル(T31型)」に、新品タイヤ(今回は、YOKOHAMA BluEarth RV-02)を装着。既存で付いていたタイヤは、約6万キロを走行して溝は残っているものの、不快な振動やロードノイズが出ていました。

 装着後、すぐに変化に気づきます。まず、それまで一見きちんと舗装されてるように思えていた道路でも振動を感じていたのに、履き替え後では舗装仕立てぐらいの滑らかな乗り心地に変わったのです。

 また、ロードノイズについても同様で、以前までは少し声を張らないと走行時の車内では会話がスムーズにできなかったのが、問題なく会話をすることができています。

 エクストレイルオーナーで、買い物など普段使いをしているA子さんは、履き替え前後の感想を次のように話しています。

「以前までは、普通の道でもガタガタしていましたが、新品タイヤだと同じ道とは思えないほど快適です。ただ、新しいタイヤは燃費性能が良いらしく、グイグイ進んでしまうため、慣れないうちは思っていたよりも止まれない不安に駆られます。それでも、以前までの不快感はなくなるので、良かったと思います」

※ ※ ※  

 最近の低燃費タイヤは、転がり抵抗が小さくなっています。これは、タイヤが回転するときの進行方向と逆向きに生じる抵抗力が少ないことを意味し、抵抗が小さいタイヤほどよく転がり、少ない燃料で多くの距離が走行できる仕組みです。

 しかし、その反面で「よく転がる=思ったより進む」ことから、普段と同じ感覚でブレーキ操作をおこなっても、想像以上に進んでしまっていることがあります。その点を理解することが不安要素の改善に繋がります。

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最終更新:6/26(水) 21:20
くるまのニュース

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