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日産が指名委員会等設置会社へ移行しても意味がない

6/23(日) 7:11配信

ニッポン放送

ジャーナリストの須田慎一郎がニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月17日放送)に出演。日産が指名委員会等設置会社へ移行の計画を発表したことについて解説した。

日産が指名委員会等設置会社への移行を計画

日産自動車はカルロス・ゴーン前会長の事件を受け、前会長に権限が集中していた企業統治体制を抜本的に改革する為、現在の監査役会設置会社から社外取締役の権限を強めて業務の執行と監督を明確に分ける、指名委員会等設置会社への移行を計画している。これは業務の執行と監督監査を明確に分離して意思決定の透明性を向上する為で、6月25日開催の定時株主総会で定款変更を議案として提出する。

飯田)指名委員会等設置会社というものが何なのかというところですが。

須田)この指名委員会が何を指名するのかと言うと、執行役を決めるということです。ガバナンス、企業投資の一環としてここ近年、日本の企業に導入が徐々に進んで来たところではあります。現状でどのくらいが導入しているのかと言うと、上場企業のうち指名・報酬委員会の両方ではなく、いずれかを設置する企業は4割くらいに留まっているのが実態で、それ以外は監査役会設置会社ということです。監査役の人たちがいるではないですか。

飯田)いますね。

須田)主として会計監査のイメージになるのですが、それ以外にも企業のトップが決定したことについてチェックするのが、監査役の仕事です。ただ監査役は盲腸みたいな役割で、社長やCEOから「君がやってくれないか」と選ばれる名誉職のようなところでもあります。

飯田)役員の上がりポストみたいな感じのね。

須田)3人位いるのですが、みんな9時に出て来てお茶を飲んで新聞を読んで、5時になったら帰るようなイメージで捉えられて来ました。それではワークしないし形式的なものでしかないから、きちんとガバナンスや透明性を高める為にも、こういう委員会を設置しようということです。勿論それはすべきなのです。

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最終更新:6/23(日) 7:11
ニッポン放送

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