ここから本文です

円高が足かせの日本株、戻り相場へのポイントは? 今週はG20の米中首脳会談にも注目

6/23(日) 21:15配信

LIMO

円高警戒で反落するが21,000円台を維持した日経平均

2019年6月21日の日経平均株価の終値は、前日より204円22銭安の21,258円64銭となりました。3日ぶりの反落です。ただし、目先意識されやすい21,000円台はキープしました。

先週注目されたのは19日まで開かれた米連邦準備理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)です。FOMC後の声名や議長会見により、早期利下げの可能性が示唆されたことから米長期金利が低下。投資家の間に、株式市場への資金流入が続くとの見方が広がり、米株が広く買われました。

S&P500種株価指数は20日、約2か月ぶりに最高値を更新。21日にはダウ工業株30種平均が昨年10月に付けた最高値を一時上回る場面もありました。

日本株は最近、米株の動きに連られる傾向がありますが、このところの米株の上昇について行けていません。理由は円高です。米国の利下げ観測にともない、ドルが売られ円が買われる展開になっています。20日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が一時1ドル=107円前半と、1月上旬以来の水準まで上昇しました。

今週以降の動きはどうなるでしょうか。大きなイベントとしては、28日~29日に大阪で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)があります。G20が日本で開かれるのは初めてです。

主要国の首脳が一堂に会し、貿易、環境など、さまざまな議論が行われますが、むしろ注目されるのは2国間の会談など、サミットの外での外交です。トランプ米大統領は18日、G20で中国の習近平国家主席と首脳会談を開く予定であると表明しました。貿易に関する協議が進展する期待もあります。

一方で、会談によって両国間の貿易摩擦が一気に解消することも考えづらいところです。さらに米国はG20で、中国の人権問題について厳しい姿勢を示すとも見られており、中国が反発する可能性もあります。米中間の会談に成果がなかった場合は、失望感から相場が下落することもあるので注意したいところです。

1/2ページ

最終更新:6/23(日) 21:55
LIMO

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ