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FDAのワインレッド14号機、小牧到着 28日就航、高知行き

6/24(月) 17:54配信

Aviation Wire

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)の14号機となるエンブラエル175型機(E175、登録記号JA14FJ)が6月24日午後、県営名古屋空港(小牧)に到着した。同社の機体は1機ごとに色が異なるのが特徴で、14号機にはワインレッドを選定した。

◆6日間かけブラジルから到着

 14号機は現地時間6月19日に、ブラジルのサンジョゼ・ドス・カンポスを出発。20日にブラジルのレシフェとカーボベルデのサル島、21日にスペインのアルメリア、キプロスのラルナカ、22日にアラブ首長国連邦のドバイ、インドのバラナシ、24日にベトナムのダナン、台湾の高雄を経由し、県営名古屋空港には24日午後4時7分すぎに到着した。8都市を経由し6日間かけて到着し、総飛行距離は約2万4900キロ、総飛行時間は約33時間となった。

 ブラジルから小牧までのフェリーフライト(回送)は、エンブラエルのパイロット2人が担当。FDAの領収検査員の整備士5人と、コーディネーター1人を乗せた14号機が到着すると、客室乗務員から機長らに花束がプレゼントされた。

 14号機の機体色は、ネイビーとアプリコットピンク、ワインレッド、エメラルド、サンドイエローの計5色の中から選定を進めていた。このうちネイビーは、3月25日に到着した13号機(E175、JA13FJ)に導入した。

 11号機(E175、JA11FJ)までは、ロゴマークなどを白色でデザイン。2018年3月に導入した白い12号機(E175、JA12FJ)にはロゴを赤でデザインしたが、13号機からは11号機まで同様、白色のロゴをあしらっている。

 定期便への投入は28日からで、初便は小牧を午前7時5分に出発する高知行きJH341便となる予定。

◆12月に16機体制

 14号機は9号機(E175、JA09FJ)から13号機と同一仕様。燃費を5.5%改善する「フューエル・バーン・インプルーブメント(パッケージ2)」が施された。主翼端のウイングレットが大型化した「ウイングチップ」となり、全幅が従来より2.65メートル広がり、28.65メートルになった。

 エンジンは従来のE175と同じGE製CF34-8Eを搭載し、最大離陸重量は37.5トン、航続距離は約3000キロ。座席数も既存機と同じ84席で、シートピッチは31インチ(79センチ)となっている。

 また、GPS情報を基に位置情報や高度、速度などを送信する装置「ADS-B OUT」や、大気中の電磁気や静電気などを機体上部のアンテナで検知し、天気レーダー上に雷の状況を示す「ライトニングセンサー」を備える。

 FDAは2017年のパリ航空ショーで、エンブラエル175(E175)を3機確定発注。3機のうち最初に受領したのは白い12号機で、2018年3月14日に小牧へ到着した。

 契約には別途3機の購入権が含まれている。現段階では行使していないものの、購入権とは別に2機のE175の追加導入を決定。いずれも新造機で、2機とも12月の受領を予定する。

 14号機の受領により、E170型機を3機、E175を11機の計14機保有することになり、それぞれに異なる塗装を施している。1号機(E170、JA01FJ)はドリームレッド、2号機(E170、JA02FJ)はライトブルー、3号機(E175、JA03FJ)はピンク、4号機はグリーン、5号機(E175、JA05FJ)はオレンジ、6号機(E175、JA06FJ)はパープル、7号機(E175、JA07FJ)はイエロー、8号機(E175、JA08FJ)はティーグリーン。2015年3月23日に受領した9号機はゴールド、2016年3月9日に受領した10号機(E175、JA10FJ)はシルバー、11号機はグリーン、2018年3月10日に受領した12号機は白色を施している。

Yusuke KOHASE

最終更新:6/24(月) 17:54
Aviation Wire

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