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Intel製CPUの入荷が続くも「潤沢にあらず」 迫るAMDの影?

6/24(月) 5:35配信

ITmedia PC USER

 今年に入ってから、Intel製CPUの価格表は「売り切れ」の札がズラリと並び、その隙間にかろうじて在庫のラインアップが見つかるという状況が続いていた。しかし、先週は多くのショップで札がほとんどなくなっている。パソコンSHOPアークは「なぜだか分からないですけど、急に色々な種類が入ってきた感じですね」と話す。

【写真】Windows 7用のドライバーが供給されているマザーボード

「広く薄~く入ってきた感じ」――Intel構成を組む最大のチャンス!?

 他のショップも同様のタイミングでCPUが補充されたようで、LGA1151対応の現行リテールボックスに関しては、ハイエンドからエントリーまで万遍なく入荷したという話を複数耳にした。とはいえ、これで供給不足が解消されるという見方はゼロに近い。

 TSUKUMO eX.は「広く薄~く入ってきた感じで、ラインアップ単位でみると在庫はそこまで多くありません。特にCore i5以下はこれまでの枯渇具合からすると、またすぐ売り切れ連発になってしまう可能性があります」と冷静に見立てていた。

 別のショップも「今度はNAS向けのIntel製CPUの供給が滞っているという話もあります。少ないアウトプットをあくせく振り分けていて、たまたま今回はパーツ市場向けに来たということかも。AMDの勢いも無視できないでしょうしね」と推測する。

 そして、「であればこそ、今は絶好のチャンス」との声も。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「Intel製CPUの供給不足は当分続く見込みなので、今年Intelでマシンを組むなら今はまたとない好機だと思います。ちょうど夏のボーナスとも重なりますし、これを逃したら、すぐ前と似た状況に戻ってしまうかもしれません」という。

Windows 7でも使えるSoCオンボードマザーがBIOSTARから5モデル

 マザーボード売り場で目立っていたのは、BIOSTARのIntel製SoC採用モデルだ。

 Bay Trail-D世代の4コアSoC「Celeron J1900」をオンボード実装したmicroATXモデル「J1900MH2」と、2コアSoC「Celeron J1800」を備えた同「J1800MH2」。Braswell-Dに属する4コアSoC「Celeron J3160」のMini-ITXモデル「J3160NH」と、2コアSoC「Celeron J3060」の「J3060NH」だ。

 それに、AMDの4コアSoC「PRO A4-3350B」をオンボードで備えたMini-ITXモデル「A68N-5600E」の計5枚だ。価格は順に1万円弱、8000円強、1万円弱、8000円前後、1万円弱(税込み、以下同)となる。

 いずれのSoCも2013年~2015年に発表されたもので、メモリソケットもDDR3対応(J3160NHとJ3060NHはDDR3 SO-DIMM)だ。USB 3.1やM.2スロットは非搭載など、比較的“枯れた”インタフェースでまとまっている。しかし、そこが魅力になっているという。

 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「まだWindows 7用のドライバーが提供されているんですよね。J1900MH2とJ1800MH2、A68N-5600Eでは32bitでもいけます。過去の資産を生かしたいというだけでなく、Windows 7環境を残したいというニーズもじわじわ出てきていますので、そのあたりのニーズとマッチしそうな予感がします」と話していた。

 Windows 7の延長サポートは2020年1月14日に終了する。2019年1月から各パーツショップに窓辺ななみの立て看板でカウントダウンが始まっているため、順調に情報が広がっているという。その上で需要が喚起されるという動きもあるようだ。

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最終更新:6/24(月) 12:09
ITmedia PC USER

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