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竜電が新小結に昇進「もっと上を目指したい」

6/24(月) 18:44配信

デイリースポーツ

 日本相撲協会は24日、名古屋場所の新番付を発表した。竜電(28)=高田川=が新小結に昇進した。山梨県出身では72年秋場所の富士桜以来戦後3人目。初土俵から79場所所要は史上10位のスロー昇進。関取経験者が序ノ口陥落後に新三役は史上初めてとなった。

【写真】三役届かず「残念」の朝乃山

 番付表を手に「少し字が大きくなった」と笑み。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)の横で緊張気味で「(三役は)今年の目標にしていた。目標を達成できてもっと上を目指したい。うれしい」と喜びをかみしめた。

 12年九州場所で新十両昇進したが、その場所で股関節を骨折。その後、数度も同カ所を骨折し、相撲が1年以上も取れないどん底を味わった。まな弟子に師匠は「お前が悪い。ケガをするのは弱いから」と励ますより叱咤(しった)した。

 次に同カ所が折れれば、日常生活すら危ぶまれたが、乗り越えてきた。リハビリ、患部の強化を地道に続け、16年九州場所で4年ぶり十両復帰。昨年初場所で新入幕すると、先場所10勝を挙げて、三役にまで上った。

 「とんでもない地獄からはい上がった」と師匠も感無量。自身の最高位が関脇だっただけにまな弟子にその上を託す。「ひとつ目標を達成したけど、自分が果たせなかった優勝、大関、横綱をつくりたい。竜電には相撲道にもっとまい進して上を目指して欲しい。稽古も真面目。ここが終着点じゃない」とはっぱをかけた。

 先場所後、6月中旬には麻惟夫人と挙式した。令和初日の5月1日に婚姻届けを提出し、新三役に昇進するなどまさに勝利の女神。「いろいろたくさんの人に応援いただいた。いい成績を残して恩返ししていく。自分は挑戦者、前に出る相撲で頑張りたい」と、誓った。

最終更新:6/24(月) 18:49
デイリースポーツ

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