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【コラム】メジャーハンター、ブルックス・ケプカが「少しは余韻に浸りたい」といった意味

6/24(月) 12:02配信

my caddie

 米男子ツアーのトラベラーズ選手権は37歳のチェズ・リアビの11年ぶりツアー通算2勝目で幕を閉じた。

11年ぶりに優勝したリアビ

 ルーキーだった08年のRBCカナディアン・オープン以来というから試合数にすると250試合ぶり。ケガを乗り越えての復活Vに感無量のチャンピオンがいる一方で、注目の“メジャーハンター”ブルックス・ケプカは57位タイの下位で4日間の競技を終えた。

 予選カットラインぎりぎりで決勝ラウンドにコマを進めたケプカは最終日、ラッセル・ノックスとのツーサムで最下位タイからスタートし、3時間かけずに18ホールを回り終え早々とコースを後にした。

 有名どころではフィル・ミケルソンやジョーダン・スピースが予選落ち。ケプカはぎりぎり通ったが大会の主役の座はリアビに奪われた。

 通算6勝のうち4勝とこれだけメジャーに強いのだから、普段の試合で常に優勝争いしてもおかしくない、と思いたくなる。実際選手たちからも「なぜメジャー以外ではあまり勝たないのか?」という声が聞こえてくる。

 ケプカ本人は「集中するポイントが決まっているからメジャーの方がやりやすい」と認めており、メジャーの狭間のトラベラーズ選手権では意識が散漫になったということか?
 いや、そうではないようだ。マッチョなケプカも人間。連戦が続き体力より精神的な疲れが蓄積していたようだ。

「まだベスページ(優勝した全米プロ)のことすら気持ちのなかで整理できていない。次から次へと試合をこなさなくてはならないので難しい面もある」と毎月メジャーを戦い、その合間で試合に出続ける難しさを口にした。

「これからしばらく休んで練習もせずクラブも握らずに過ごすつもり。そして現実に何が起きているのかじっくり考えるつもりだ。少しは(メジャー勝利の)余韻に浸りたいしね。そこからまた新たな挑戦をはじめたい」(ケプカ)

 マスターズではタイガー・ウッズに次ぐ2位。全米プロで連覇を飾り、全米オープンでは優勝したゲーリー・ウッドランドを猛追して2位。賞金ランクトップを快走するケプカがいま欲しいのは「ホッとできる時間」。およそ1カ月後のメジャー最終戦「全英オープン」に向け存分に英気を養ってもらいたい。

最終更新:6/24(月) 12:02
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