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ダサくて、消滅しそうな池袋が「住みたい街」にすっかり変貌したワケ

6/24(月) 6:00配信

アーバン ライフ メトロ

再開発事業の波

 さらに2019年から2020年にかけて池袋に再開発事業の波が広がろうとしています。

 2019年11月には東京芸術劇場の前にある池袋西口公園と旧豊島区庁舎跡地に隣接する中池袋公園が整備を完了し、2020年にはサンシャイン池袋の東側にある造幣局跡地に防災公園が整備されます。

 そしてこの公園を周遊交通機関として11月から電気バス「イケバス」が運行を開始。赤を基本としたデザインの16人乗りの低速電気バスで、池袋駅周辺の4つの公園を回遊するルートを運行します。こうした周遊型の低速電気バスの運行は、東京都内で初めての取り組みとなります。

 そして、2015年に移転した旧豊島区庁舎跡地には「イケバス」運行開始と同じ11月に「Hareza(ハレザ)池袋」が一部開業します。豊島区は2016年に「豊島区国際アート・カルチャー都市構想実現戦略」を掲げており、このハレザ池袋はそのシンボルとしての役割も担います。

 11月に開業するのはホール棟ととしま区民センターの2棟で、ホール棟には1300席を備える芸術文化劇場のほか、ポニーキャニオンが運営する未来型のライブ劇場、ニコニコ動画を運営するドワンゴが運営するサテライトスタジオが入ります。従来の文化施設の枠にとらわれず、サブカルチャーにも焦点があたった施設内容は池袋らしいといえるでしょう。

 また3月に開業した「ダイヤゲート池袋」や来年夏に開業する「Hareza池袋」のハレザ棟が大規模なオフィス空間を提供することとなり、池袋は文化・芸術・公園といったまちのイメージの一新だけでなく、ビジネスセンターとしての役割も高めようとしています。

 さらに池袋駅西口では今後3棟の高層ビルを中心とし、三菱地所・三菱地所レジデンスが協力事業者となった「池袋駅西口地区市街地再開発」も本格的に動き出します。

 近年急速にイメージが変わり、今後もまちのイメージがさらに変わっていく池袋。いま注目の東京のまちであることは間違いなさそうです。

鳴海行人(まち探訪家)

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最終更新:6/24(月) 14:48
アーバン ライフ メトロ

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