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ついに完全養殖ウナギが食べられるサイズに~謎だらけの「ウナギ」について調べてみた

6/24(月) 19:33配信

ABCテレビ

今回は知られざる「ウナギ」です

「お絵描きニュースそもそものトコロ」。私が自作イラストでニュースをわかりやすく解説するアナウンサー・澤田有也佳です。今回のテーマは、「ウナギ」です。先日、研究室で人工孵化したウナギが出荷サイズまで生育したというニュースがありました。そこで、今回は「ウナギ」について調べてみました。

昔からみんな大好き「ウナギ」

まずは、歴史をひもといてみると・・・ウナギはとても身近な存在でした。江戸中期には「ウナギの蒲焼き」が大流行しました。江戸時代の大阪で発行された「江戸買い物案内」というガイドブックには、江戸のウナギを食べるならこの店と22店舗が紹介されています。さらにヨーロッパでも古くから食べられていたようで、有名な「レオナルド・ダ・ビンチ」の「最後の晩餐」は、修復を重ねるうちにある料理が見えてきたんですが、その料理が「ウナギのオレンジスライス添え」ではないかと専門家が指摘しています。

ウナギの一生

このように非常に身近なウナギですが、ここ最近は乱獲の影響で数が減り、養殖ウナギに頼るしかなくなってきました。「ウナギ」の養殖って昔から行っていましたが、人工孵化からの養殖は行われていませんでした。なぜか?まず「ウナギの一生」を見てください。ウナギは卵から仔魚(しぎょ)、仔魚から稚魚(=シラスウナギ)になり、海から川へ移動し、親ウナギになり、また川から海へ戻るのですが、いわいる「養殖」は、稚魚であるシラスウナギを漁でとってきて、稚魚から親ウナギになる課程を養殖しているんですね。日本で流通しているのは、99%以上が、養殖ウナギだそうです。じゃあそもそも卵の段階からなぜ養殖できないのか?というと・・・卵から育てていったときのウナギの生存率はなんと「0.01%以下」。卵から育てるのは、大変難しいそうなんです。その理由は「とにかくウナギの生態が謎だらけ」だからなんです。

謎だらけの「ウナギの産卵」

一昔前は誰も「ウナギの卵」を見たことがなかったそうなんです。というわけで1930年代に、産卵場所の調査を始めました。その後、「マリアナ海溝が産卵場所」と判明したんですが、これがいつ分かったかというと1991年!60年もかかってます。その後、2008年に成熟したオスを捕まえ、翌年に卵を持ったメスを捕まえることができたそうです。それでも、オスとメスがいつどうやって出会って産卵になるのかは未だ謎のままだそうです。

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最終更新:6/24(月) 19:33
ABCテレビ

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