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デンプンの塊で高カロリー!? タピオカは本当に太るの?

6/24(月) 19:15配信

All About

◆タピオカは太る? ダイエット中でも大丈夫?

人気のタピオカドリンク。ダイエットにも関心が高そうな年齢の女性も行列をなしていますが、「デンプンの塊だから太る」「意外と高カロリー」といった不安もよく耳にします。

一方で「太るような栄養素は入っていないし、食物繊維も入っていて腹持ちがよいから痩せる」とダイエット中にもよいデザートだと考えている人や、「ミルクティーが高カロリーだから、タピオカの成分に関係なく太る」と考えている方もいるようです。

人気のタピオカは、ずばり太るのでしょうか? それともダイエットにも有効な嬉しい食材なのでしょうか? タピオカが太るのか、痩せるのか、管理栄養士として解説したいと思います。

◆そもそもタピオカとは……キャッサバ芋のデンプンの塊

そもそもタピオカは、「キャッサバ芋」から取れるデンプンを丸めて作られている食品です。

キャッサバ芋からあの丸い形状になるまでには、やや長い工程があります。まずキャッサバ芋をすりおろして脱水し、デンプンだけを集めます。

それから集めたデンプンに吸水させ、沸騰した湯の中で糊化させ、水に浸け、中心までしっかり吸水させることで、その形状の美しさから「タピオカパール」とも呼ばれる、おなじみの丸いタピオカになります。

◆タピオカは太る? 「デンプンの塊=カロリーの塊」は本当

見た目も美しいタピオカですが、その製造工程を見ると「デンプンの塊」であることは疑いようもありません。

ではタピオカのカロリーは高いのでしょうか? 『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』によると、タピオカは乾燥状態で100gあたり355kcal。ゆでた状態では100gあたり62kcalです。

その他の栄養素については、タピオカはほぼ100%が炭水化物。その他の栄養素はほとんど入っておらず、食物繊維も1%以下です。一度に食べる量は少なくても、「カロリーの塊」であることは間違いないでしょう。

加えて、「タピオカが太る」といわれる原因には、タピオカそのものの味の問題もあると思います。タピオカ粉を作る際、キャッサバ芋から取れたタピオカデンプンを水さらしするため、ビタミンやミネラルなどはほとんど流れ出てしまいます。

そのままでは味もほぼなく、栄養源としての「うまみ」もありません。美味しく食べるために、甘みを濃くしたミルクティーやココナッツミルクに入れたり、砂糖などで甘みをつけたりして食べることが一般的です。

砂糖もまた栄養源としてのメリットがあまりなく高カロリーなので、特に現在流行っている食べ方では「タピオカは太る」といわれても仕方がないかもしれません。

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最終更新:6/24(月) 19:15
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